上質なテイストを持つ高機能ワンセグ端末──“AQUOSケータイ”「SH903iTV」ワンセグをスマートに、より美しく──「FOMA SH903iTV」 第1回(2/2 ページ)

» 2007年02月28日 09時30分 公開
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ワイド撮影に対応した2メガピクセルカメラ

 カメラは裏面に有効200万画素のCMOSカメラを装備した。一括設定機能により、設定項目を一覧表示しながら必要なものだけ変更できるインタフェースは、従来のシャープ製端末を踏襲しており、とても分かりやすい。また、カメラを起動中にディスプレイを横位置にすると400×240ピクセル、もしくは1200×720ピクセルの横ワイド写真が撮影できるのはサイクロイドスタイルを採用したSH903iTVならではだ。

 動画撮影機能は、解像度がsQCIF(128×96ピクセル)からVGA(640×480ピクセル)までの解像度が選べる。動画撮影時はソフトウェアによる手ブレ補正も利用可能だ。

PhotoPhotoPhoto カメラは2MピクセルのCMOSタイプ。カメラを起動中に液晶を回転させるとワイド写真の静止画撮影もできる。動画はワイド撮影には対応していないが、手ブレ補正機能が利用可能だ

主な機能と使い勝手はSH903iを踏襲

 そのほかの主なスペックでは、連続通話時間と連続待受時間がSH903iより長くなっていることや、0.8インチの有機ELサブディスプレイを搭載している点が目を引く。

 赤外線通信機能は、最近対応機器が増えつつあるIrSimpleをサポート。対応端末間ではIrDAの約30倍の速度で画像データなどが送受信できるほか、プリンタへの出力やデジタルカメラとの画像のやり取りもできる。またIrSSが利用可能なAQUOSファミリンク対応機、AQUOS Rシリーズ(LC-65RX1W/LC-57RX1W/LC-52RX1W/LC-46RX1W/LC-42RX1W、2007年3月より順次発売予定)とAQUOSハイビジョンレコーダー(DV-ACW60/DV-ACW55/DV-ACW52、2007年2月下旬より順次発売予定)を組み合わせると、写真データを送るだけで、自動的にレコーダーとAQUOSの電源が入り、レコーダーのHDDに記録され、転送した写真をAQUOSの大画面で表示することができる。IrSSを利用した転送は非常に簡単で、これはシャープ製品で初めて実現できた快適さだ。

 日本語入力システムには、最新版のケータイShoin5を搭載。ダイヤルキーを用いて変換候補を選択でき、目的の文字までカーソルをスクロールさせる必要がないのが便利だ。また予測変換の精度もケータイShoin4から向上しており、「を」「が」などの助詞につながる言葉を前の単語から予測して表示するといった機能も備えている。

 音楽再生機能は着うたフルとSD-Audioに対応。内蔵のプレーヤーは、着うたフルデータに収録されているジャケット画像や歌詞の表示も可能だ。microSDメモリーカードに保存したSD-Audioも、専用のプレーヤーで再生できるので、SD-Jukeboxなどの楽曲転送ソフトを別途入手すれば、手持ちのCDなどからリッピングしてmicroSDメモリーカードに楽曲データを転送し、SH903iTVで楽しめる。音楽再生中は、楽曲名やアーティスト名がサブディスプレイに表示される。

 iアプリは大容量なメガiアプリをサポートしており、「メガゲーム」としてリリースされている大作系のゲームも楽しめる。FeliCaも標準装備しており、おサイフケータイ向けの各種アプリが利用可能だ。iC通信に対応しているため、FeliCaチップを使った画像データなどのやり取りもできる。

 画面を特定のテーマに沿って一括カスタマイズする「きせかえツール」にも対応しており、「カスタモ for i」などで提供されている専用コンテンツを使って画面のカスタマイズも容易に行える。SH903iTVは、SH903iやSH703iと同様、「Vivid UI」を搭載しているので、シャープ端末専用の、実写の動画データを含む独自のメニュー画面データも利用できる。

 903iシリーズに属する端末だけに、PC向けのWebサイトが表示できるフルブラウザや、ExcelやWord、PowerPointなどのデータが閲覧できるドキュメントビューアもしっかり搭載する。3インチのワイドディスプレイを、各種データのビューアとしても活用できるので重宝する。

 セキュリティ機能としては、機能別のロックやダイヤル発信制限、ICカードロックなどを一括設定できる「まとめて簡単ロック」や「まとめて自動ロック」を搭載。ワンタッチで画面全体のコントラストを下げ周囲からののぞき込みを防ぐ「プライベートフィルタ」も用意した。

 また再生した楽曲データやiモードサイト、PCサイト、メールなどの履歴や、スケジュールにすぐアクセスできる「アクティブマーカー」や、待受画面で数字を入力すると関連する機能を直接起動する「クイックオペレーション」、MULTIキーの短押しで呼び出せる「サポートブック」といった、シャープ端末ユーザーにはなじみの深い便利機能も引き続き利用可能だ。

PhotoPhotoPhotoPhoto 日本語入力システムはケータイShoin5を搭載。着うたフルやSD-Audioの再生にも対応する。きせかえツールで画面の一括カスタマイズも可能だ。もちろんアクティブマーカーなどのシャープ端末におなじみの機能も用意している
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提供:シャープ 株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日