“サイクロイドスタイル”ならではの快適な操作性──「AQUOSケータイ SH905iTV」(1/2 ページ)

映像と音にこだわり開発された「AQUOSケータイ SH905iTV」の特徴である“サイクロイドスタイル”は、単に映像が横向きで楽しめるだけではない。ポインティングデバイス「TOUCH CRUISER」との組み合わせで実現する快適な操作性にも注目だ。

» 2008年02月07日 10時00分 公開
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 “映像”と“音”に徹底的にこだわり、携帯電話のコンパクトなボディに、迫力ある映像と臨場感あふれる豊かな音を再生する機能を搭載した「AQUOSケータイ SH905iTV」。しかし、その魅力はワンセグを始めとする各種動画を快適に視聴できるだけではない。AQUOSケータイの証しの1つである、シャープ独自のディスプレイ回転機構“サイクロイドスタイル”も大きな特色の1つだ。

 サイクロイドスタイルは、携帯電話のダイヤルキー部分の操作性はそのままに、ディスプレイだけを横向きに倒せる画期的な機構だ。この機構によって、テレビやPCのような横画面と、インタフェースとして1つの完成形の域に達している携帯電話の十字キーやダイヤルキーを組み合わせて利用できる。回転2軸型や折りたたみ型、スライド型の端末では、ディスプレイを横に使うとどうしてもキーの操作性が変わってしまうが、サイクロイドスタイルなら縦画面と横画面を、利用シーンに応じて自在に切り替えられる。

全画面表示対応のフルブラウザでPCサイトをそのまま表示

 このサイクロイドスタイルの魅力がもっとも際立つのが、ワンセグなどの映像コンテンツを視聴するシーンであることは間違いないだろう。しかし、ディスプレイを横向きに使えるメリットは、それだけではない。例えばフルブラウザを活用したい場合にも、横画面は有効だ。PC向けのWebサイトは、基本的に横長の画面を前提に構成されているからだ。

 SH905iTVのフルブラウザは、縦画面ではバッテリー残量や電波状態のピクト、時計、ソフトキー操作用のガイドなどが表示されるが、横に倒すと854×480ピクセルのディスプレイ全面をWebページの表示に利用できる。横幅が854ピクセルあるため、SVGA(800×600ピクセル)程度の解像度を前提にデザインされた一般的なWebサイトなら、横幅はほぼ1画面に収まるため、縦にスクロールしていくだけで閲覧できる。

PhotoPhoto 縦画面でフルブラウザを起動すると、バッテリー残量や電波状態、各種アイコン、時計、キー操作ガイドなどが表示されたまま、Webページの左上部分が表示される(左)。横画面に切り替えると、画面全体が利用可能。通信時のアイコンなどは画面上部に表示される(右)

 また横幅1024ピクセル程度を前提にデザインされたWebページも、ズーム機能を利用して倍率を75%や60%に下げることで、横幅をほぼ画面いっぱいに表示可能だ。文字は小さくなってしまうが、ページ全体を一覧したかったり、ページの右寄りにあるリンクにすばやくアクセスしたい場合などに便利だ。ズーム機能は左上ソフトキー([iモード]キー)に割り当てられており、必要に応じて簡単に倍率を切り替えられる。倍率は60%、75%、100%、150%、200%、250%が選べるほか、キーを長押しすると一瞬で60%に縮小する機能もある。比較的よく使うともわれるGoogleやYahoo!JAPANのトップページは、初期設定のままでも表示可能。ITmedia +D Mobileも75%に設定すれば全体が横幅いっぱいに収まる。

PhotoPhotoPhoto フルブラウザをPCモードで利用している場合、左ソフトキー([iモード]キー)で簡単に表示倍率を切り替えられる。倍率は60%、75%、100%、150%、200%、250%が選べるほか、iモードキーを長押しすると60%に縮小する。ITmediaは100%表示だと右側が欠けてしまうが、75%表示にすれば横幅がすべて画面に収まる
PhotoPhotoPhoto シャープの携帯電話情報サイト「ケータイdaSH」(http://www.sharp.co.jp/k-tai/)を各倍率で表示した様子。左から60%、75%、100%
PhotoPhotoPhoto 左から150%、200%、250%。文字が小さくて読みにくい場合は拡大表示、全体が見たい場合は縮小表示と、目的に合わせて切り替えられる

 ズーム機能のほかにも、各種機能がダイヤルキーに割り当てられており、覚えておけば毎回メニューを開くことなくフルブラウザを活用できる。

ダイヤルキー 割り当てられている機能
1 ウィンドウリスト表示
2 先頭へ戻る
3 新ウィンドウで開く
4 戻る
5 ホーム
6 進む
7 Web検索
8 ページ内検索
9 ブックマーク
0 ログイン情報貼付
履歴一覧表示
操作ガイド表示

 [#]キーで操作ガイドが表示できるので、迷ったらメニューを開く前にガイドを表示し、覚えるようにするといいだろう。

 このように、より快適になったフルブラウザには、「履歴リスト一覧表示」「ログインマネージャ」といった新機能も盛り込まれている。SH905iとは共通の仕様なので、SH905iTV独自の機能というわけではないが、SH903iTVよりもさらに使いやすくなっている。

 履歴リスト一覧表示機能は、これまで1ページずつしか戻れなかったWebぺージの履歴を最大50ページまで記録しておき、一気に戻ることを可能にしたもの。一覧表示画面には最大20件が表示されるので、20ページずつ、最大50ページまで戻ることが可能だ。少し前に見ていたページに戻りたいときに重宝する。ログインマネージャは、端末暗証番号を入れるだけでIDとパスワードを自動入力してくれる機能で、多数のIDとパスワードをいちいち覚えていられない、という人に便利な機能。メニューから「ログイン情報貼付」を選ぶと、あらかじめ登録しておいた最大20件のIDとパスワードをリストから選んで入力エリアに貼り付けてくれる。履歴リスト一覧表示とログイン情報貼付は、iモードブラウザでも利用可能だ。

Photo 履歴リスト一覧表示では、表示したWebページの履歴を最大20件表示してくれる。少し前に見ていたページを再度表示したいときなどに便利
PhotoPhoto ログイン情報貼付機能は、あらかじめ登録しておいたIDとパスワードを選ぶだけで入力できる機能。セキュリティを確保するため、端末暗証番号の入力が必須となっている
PhotoPhoto サイトごとに異なるIDとパスワードも、ログインマネージャで管理しておくと、いざというとき思い出せなくて困ることもなくなるだろう。最大20件登録できる
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提供:シャープ株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年2月29日