NTTドコモのスマートフォン「LYNX SH-10B」は、充実したエンタメ機能と実用機能を備えているのが魅力。今回は、ワンセグやYouTubeといったエンタメ機能に加え、赤外線通信やアドレス帳など、LYNX SH-10Bならではの便利機能にも着目した。
「LYNX SH-10B」はノートPCのような折りたたみ式のボディを採用し、国内のスマートフォンでは最大クラスの5.0インチの大型ディスプレイを搭載している。この2つの仕様により、本体を卓上に置いてワンセグやYouTubeなどの動画コンテンツを快適に楽しめる。加えて、スマートフォンとしては珍しく赤外線通信に対応し、独自仕様のメーラーやスケジューラーを装備しているのも魅力の1つ。今回はLYNX SH-10BならではのワンセグとYouTubeの楽しみ方や、使い勝手のよい便利機能をチェックしていこう。
LYNX SH-10Bの特徴の1つとして挙げられるのは、ワンセグに対応していること。ノートPCのような折りたたみ式のボディを採用しているため、本体を卓上に置いて画面の角度を調整して快適にワンセグを楽しめる。5.0インチの大型液晶を搭載しているため、映像を大きく表示できるのも嬉しい。必然的に映像の視認性が高まり、小さなテロップなども読みやすくなる。
ディスプレイはタッチパネルに対応しているので、画面に触れるだけでチャンネル切り替えや音量調節ができる。ワンセグの操作は、画面をタップすると表示されるメニューから行う。チャンネルを変更したい場合は、右下にある設定画面の矢印ボタン(左右)を押してチャンネルを選択。音量調節をしたい場合は、その下にある矢印(上下)を数回タップするだけでOK。十字キーの右側にある「リモコン」ボタンも便利。「リモコン」をタップすると、テレビリモコンのようなボタンが表示されるので、実際のリモコンを使う感覚で手軽にチャンネルを選択できる。
ワンセグを視聴している環境によっては、画面の映りが目になじまないこともあるだろう。その場合は、十字に配されたボタンの左側をタップしよう。すると、画面の色調を調節できるメニューが表示され、「コントラスト」「黒レベル」「色の濃さ」「色あい」「シャープネス」などを好みの設定にできる。視聴する番組に合わせて、最適な色調設定を選べる項目もある。画面上の「ジャンル」では、「標準」のほか、「ダイナミック」「スポーツ」「映画」を選べる。
ほかのAndroid端末と同様、YouTubeアプリも搭載されており、こちらも大画面で楽しめる。高画質モードで再生できるので、表示も高精細だ。標準画質では荒れがちな動画も、なめらかな表示で心地良く視聴できる。QWERTYキーのいずれかの文字キーを押すと、すぐに検索窓が開き、素早く動画を検索できるのも便利だ。1文字タイピングするたびに頻繁に検索されているキーワードが表示され、それを選択することで、スピーディに動画を検索できる。
LYNX SH-10Bには、独自アプリとして電子書籍の購入、管理、閲覧ができる「millmo Book Player for SH」がプリインストールされている。アプリを起動すると、まずライブラリが開く。初期状態では「ダウンロードした作品がありません」と表示されているので、「デジコミストアへ」などをタップするとコンテンツを入手できる。デジコミストアではコミックの最新情報や新着、ランキングなどからコンテンツを選択可能。無料サンプルを読むこともできる。電子コミックの“読み心地”を確認したいときに活用するといいだろう。
最新のエンタメコンテンツ情報を提供する「millmo for SHウィジェット」も用意されている。このウィジェットでは、音楽や動画、電子書籍の最新情報が提供されており、ホーム画面からこれらのコンテンツを簡単に入手できる。ホーム画面に配置したウィジェットの「Home」「Music」「Video」「Book」の4つのアイコンのいずれかをタップするだけで、最新情報にアクセスできる手軽さが魅力だ。なお、millmo for SHウィジェットは2010年8月4日現在、「Book Store」のみ対応しており、そのほかのサービスは順次開始する予定だ。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年8月29日