誰もが満足できる――スペックとデザインを両立させた25色スマホ「PANTONE® 6 SoftBank 200SH」（2/2 ページ）

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高速起動の1310万画素裏面照射型CMOSカメラ

高速で起動する1310万画素カメラを搭載

　1310万画素カメラに、暗い場所でもきれいに撮影できることで定評のある裏面照射型CMOSセンサーを採用している。約0.4秒で高速起動する「ON速起動」、撮影間隔が約0.3秒の「連撮モード」により、シャッターチャンスを逃さず撮影できる。高精度なシーン別検出エンジンを搭載しており、料理や風景、文字など、撮影シーンをカメラが自動で認識し、最適なモードで撮影できる。特にSNSなどでネットにアップロードすることが多い料理の認識率を向上させた。モード設定をする必要がないので、素早く撮影を済ませて、料理も最高の状態で食べられるはずだ。

　また、インカメラで自分の顔をキャプチャして確認できる「手鏡モード」も搭載。メニューを選ぶと自動的にインカメラが起動し、画面に触れると静止画がキャプチャされる。画像は保存されないが、身だしなみチェックなどに活用できる。さらに、声をかけることでシャッターが切れる「Voice Shot」に対応。自分撮りでシャッターを切る際に、手が写り込んだりブレたりすることを防げる。

　よく使う撮影モードを登録してホーム画面に貼り付けられる「カメラWidget」も便利だ。モードは最大3つまで登録でき、ここからスピーディに、被写体に最適なモードで撮影できる。

シーン設定では「夜景」や「料理」「テキスト」など、個別の設定も用意されているが、「シーン自動検出」にしておけば被写体や撮影シーンを認識して、自動で最適なモードで撮影できる（写真＝左）。手鏡モードは「撮影モード」から設定。自動でインカメラが起動して、鏡のように使える（写真＝右）

ウィジェットシートに「カメラWidget」を用意。ワンタッチで選んだモードが起動し、シャッターチャンスを逃さず撮影できる（写真＝左）。「設定」から登録したいモードを変更できる（写真＝右）

携帯電話として必要な機能をフル搭載

　フィーチャーフォン由来の便利機能にも対応し、携帯電話として必要な機能をしっかり押さえている。IPX5／IPX7相当の防水、IP5X相当の防塵性能を有し、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信機能も当然搭載。「でか文字モード」にも対応し、幅広い年代で安心して使えるように配慮されている。

　ホームUIは「アプリ」「ウィジェット」「ショートカット」の3つのシートで構成される「3ラインホーム」を採用。目的の機能に最小限の画面遷移でアクセスでき、初めてスマートフォンを使う人にも分かりやすいUIだが、これまで利用してきたユーザーの意見を反映し、より使いやすくカスタマイズできるようになっている。

3ラインホームはアプリ（写真＝左）、ウィジェット（写真＝中）、ショートカット（写真＝右）の3シート構成で、左右にフリックあるいは上部のタブをタッチして表示を切り替える。各シートは上下にスクロールして操作。スクロールしている最中にタブにタッチすると、シートの先頭に戻る。また、タブは長押しすると左右に動かせるようになり、シートの順番を入れ替えられる

　例えば、スリープを解除すると表示される「ウェルカムシート」（ロック画面）。この画面で鍵アイコンをタッチするとアプリのショートカットアイコンが出現し、そこからアプリを素早く起動できるが、このアイコンは好きなものに変更できるようになった。ウェルカムシートに設定メニューが用意されており、アイコンと置く場所を選べる。

電源ボタンを押すと表示されるウェルカムシート（ロック画面）。写真は5枚まで設定でき、左右にフリックして閲覧する。カギアイコンにタップすると3つのショートカットキーが現れ、ここから素早く起動できる（写真＝左端）。「ウェルカムシート設定」から、表示する写真（壁紙）や配置するショートカットを変更できる（写真＝左中）。変更したいショートカットをタップし、アプリやブックマーク、直接発信などのアイコンを配置できる（写真＝右中、右端）

　各画面下部に4つのアイコンが並ぶ「ナビバー」もカスタマイズ可能だ。初期状態ではホーム画面表示時であれば、電話／メール／ブラウザ／アプリ使用履歴のアイコンが並んでいる「カスタム」ナビバーは、電話／メール／ブラウザの代わりに、Android 2.3で標準だった、戻る／ホーム／メニューが並ぶ「標準」ナビバーに切り替えられる。また、カスタムナビバーに並べるアイコン自体も、好みのものを選べる。よく使うアプリや機能をナビバーに設定しておくといいだろう。

ナビバーの設定は各シートの先頭で画面を下にフリックすると出現するメニューの「ホーム設定」から（写真＝左）。「ナビバー切替設定」で「標準」ナビバーに変更することができ、「ナビバーアプリ設定」でナビバーに配置するアプリを変更できる（写真＝右）

　普段使いに役立つ、ちょっとした小技も紹介しておこう。「Sweep ON」という機能を有効にしておくと、スリープ時に画面をなぞるだけでディスプレイが点灯する。電源キーを押す手間が省けて便利だ。この機能は初期状態ではオフになっているが、「設定」→「壁紙・画面設定」→「Sweep ON」にチェックを入れれば有効になる。

安心して使える大容量バッテリー

　以上のように、最新トレンドに対応し、使い勝手の細かいところまで配慮されているが、スマートフォンを使う上で一番気になるのがバッテリーの持ちだ。どんなに便利で快適でも、バッテリーの消費が激しく、1日安心して使い続けられなければ意味はない。

　PANTONE 6はスリムボディながら、1900mAhという大容量バッテリーを搭載。また、省電力設計の液晶やCPUにより、消費電力もかなり抑えられている。今回、速度計測だけでなく、メールやWeb閲覧、SNS、通話と一通りの機能を使いながら持ち歩いたが、バッテリーの持ちに不安を感じることはなかった。また、バッテリーが心配なときは、「エコ技」を利用すれば、バッテリーをさらに節約できる。必要な機能はオンにしたまま無駄な消費電力を抑えられる「技あり」設定なら、操作の快適さも損なわない。

　なお、PANTONE 6は、Android 4.1へのバージョンアップにも対応予定だ。新しいOSにバージョンアップされれば新機能にも対応でき、端末を長く使い続けることができる。

エコ技設定は「設定」の「省エネ設定」から行う。「技あり」を選ぶと、Wi-FiやBluetoothの設定は継続したまま、画面の明るさを抑えたりバックライト点灯時間を短くしたりして、快適さを損なわないまま省電力になる（写真＝左）。「編集」で使い方に合わせて機能のオン／オフを設定できる（写真＝右）

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　PANTONE® 6 SoftBank 200SHは、PANTONEらしいシンプルで上質なデザインと、今スマートフォンに求められる高速通信と機能を備えたハイスペック端末だ。大容量バッテリーと各種の省電力機能で安心して使え、使い勝手に対する細やかな配慮も行き届いている。使いやすいスマートフォンを探している人から高機能端末を求める人まで、幅広い層のユーザーが快適に使えて満足できる1台だ。