「さらっとスマチェン」だけじゃない! ヘビーユーザーも納得の超高機能――「ELUGA P P-03E」ブロガーイベントリポート多機能タッチアシスト(ホバー)+モバイルNo.1カメラ(1/3 ページ)

ケータイユーザー向けの安心・便利機能を満載し、“さらっとスマチェン!”というキャッチフレーズで話題の「ELUGA P P-03E」。実はハイエンドクラスにも劣らないスペックと機能を持ち、ヘビーユーザーも納得の1台なのだ。

» 2013年08月23日 09時30分 公開
[ITmedia]
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 パナソニック モバイルコミュニケーションズのNTTドコモ向けスマートフォン「ELUGA P P-03E」は、「さらっとスマチェン!」というキャッチフレーズで、長くフィーチャーフォンを使ってきたユーザーでも安心してスマホへ乗り換えられることをアピールしているモデルだ。

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 片手でも使いやすいボディサイズにケータイライクなユーザーインタフェースを搭載、伝言メモに着信イルミネーション設定など、iモード端末でおなじみの機能も引き継いでいる。こうした便利機能やケータイユーザーでも快適に使えるというキャッチフレーズを聞くと、どこかスマホの入門モデルという印象を持ってしまうが、ELUGA Pは約4.7インチのフルHD(1080×1920ピクセル)液晶と1.7GHzのクアッドコアプロセッサー「APQ8064T」、メモリもRAM2Gバイト/ROM32Gバイトを搭載、そして新開発された約1340万画素 新型表面照射センサーのカメラを搭載するなど、スペックの高さと対応サービスの豊富さも特徴としている。

photo 左から、イベントの司会・進行を務めたITmedia Mobile編集長の田中聡、パナソニック モバイルの野中氏、佐藤氏、石原氏

 そこには、長くフィーチャーフォンやスマートフォンを開発してパナソニック モバイルが培ってきたさまざまな技術が“これでもか”と盛り込まれている。今回、パナソニック モバイルのELUGA P開発担当者が、ITmedia Mobileの読者であるブロガーにその開発背景と採用された新技術について説明するイベントが開催された。もちろん、実機を使ったタッチ&トライもあり、参加ブロガーによる厳しいチェックも行われた。今回はその様子をお伝えするとともに、イベント後にアップされたブログの内容を引用して、参加者の目にELUGA Pがどう評価されたのかをご紹介しよう。

コンセプトは「こだわりの使いやすさ。プレミアムワンハンド」

photo 商品開発グループ商品企画担当課長の野中亮吾氏

 ブロガーイベントでは、ELUGA Pの商品コンセプト/使われている最新技術/画質No.1のモバイルカメラ、という3つのテーマで説明が行われた。最初に説明を行ったのは、パナソニック モバイル商品開発グループ商品企画担当課長の野中亮吾氏。野中氏によるとELUGA Pというモデルは「“こだわりの使いやすさ。プレミアムワンハンド”というひと言に凝縮されている」という。その“P”という製品名について野中氏は「Premium Usability、Premium Quality、in Palmに加えて、from Panasonicという思いも込められている」(野中氏)と説明した。

 繰り返しになるが、ELUGA Pはハイエンドモデルに匹敵する高いスペックを持ち、おサイフケータイやワンセグ、また防水やおくだけ充電に対応するなど便利機能も豊富だ。さらにパナソニックのHDD/BDレコーダー「DIGA」との連携機能やMHL、Miracastなど一歩進んでスマホを活用するための機能も備わっている。

photophoto 「ELUGA P」の特徴の1つでもある「ELUGA Fit UI」。画面に触れずに操作するタッチアシスト(ホバー)と片手操作のワンハンドUIなどから構成されている

 だが数ある夏モデルの中でELUGA Pを際立たせているのが、「ELUGA Fit UI」と呼ばれる独自の最新インタフェース(UI)の存在。これはスマホの特徴でもあるタッチパネルによる「直感的」な操作、ケータイのように片手操作でも扱える「快適性」、スマホが初めてユーザーでも押し間違えないという「確実性」、そして使い慣れたメニューや入力画面も選択できる「安心感」という4つを、さらに高めるために開発されたもの。さまざまなユーザーの幅広いニーズに応えることで、「ELUGA=使いやすい」というポイントを強く訴求する。

photophoto ELUGA PのワンハンドUIをデモする野中氏(写真=左)。スマホ入門者向けに、ケータイライクな操作画面も用意している(写真=右)

 例えば、直感的と確実性を実現しているのが新技術の「タッチアシスト(ホバー)」機能で、これはタッチパネルに触れずとも操作できる新UIだ。また片手操作の快適性を追求した「ワンハンドUI」と呼ばれる機能の数々も用意した。ワンハンドUIには、ホーム画面を親指1つで片手操作できる「フィットホーム」や、さまざまなアプリにおいて画面上部で指が届きにくい場合でもスワイプ操作で画面全体を下に移動できる「ワンハンドPLUS」などが含まれている。そして“スマチェン”の柱でもあり、フィーチャーフォンユーザーに安心感を与えているのが、ケータイライクなホーム画面の「ケータイモード」。そしてフィーチャーフォンのような文字入力「ケータイキー」、カスタマイズ機能なども用意している。

 なおドコモは夏モデルのラインアップを通じて、タッチパネルに触れずに操作できる「ホバー機能」「docomo シンプル UI」そして「バッテリー持ちの向上」の搭載をアピールしているが、ほかの“ホバー機能”搭載モデルと比べて、ELUGA Pのタッチアシストは対応機能の豊富さや、性能面での優位性があるのがポイント。そして、docomo シンプル UIとバッテリー持ちの向上も含めた、ドコモが挙げる夏モデルの3つをすべてカバーする唯一のモデルがELUGA Pだという。

タッチアシストだけじゃない ELUGA Pを支える最新技術

photo 商品開発グループ プロジェクトマネージャーの佐藤貴義氏

 ELUGA Pにはさまざまな新機能が搭載されているが、それはどのように開発されたのか。そして多機能でありながら片手でも操作しやすいELUGA Pのコンパクトボディはどのように実現したのか。商品開発グループ プロジェクトマネージャーの佐藤貴義氏が、ELUGA Pを支える最新技術を説明した。

 まずタッチパネルに触れなくても操作できるタッチレス操作について佐藤氏は、「触れずに操作するジェスチャー操作はこれまでもあったが、座標を取ることができなかった。我々がELUGA Pで実現したかったのは、PCのマウスのように座標を使った操作。今回は新しい一体型タッチパネルを搭載することでそれを実現できた。これをどう使うかだが、1つは誤操作防止やタッチ操作の不安を解消するタッチアシスト。そしてもう1つが新しい操作性やエンターテインメント性を楽しんでもらうこと」と説明した。

photophoto ディスプレイから離れた位置になる指先も認識する新開発の一体型タッチパネル(写真=左)。タッチアシスト機能ではスマホのさまざまな操作も行える(写真=右)

 ELUGA Pではタッチパネルの静電容量方式を応用し、そのパターンと感度を工夫することで、ディスプレイ表面から約15ミリと離れた場所でも指先を感知するように設計。他社スマホでもタッチレス操作をうたうモデルがあるが、佐藤氏によると「距離が数ミリと近く、結果としてタッチパネルに触れてしまう場合もある。ELUGA Pは素材や構造などを見直し、特許もとりながら約15ミリという”ホバー操作”を実現した」という。またELUGA Pのタッチアシストは単に離れていても操作できるだけでなく、さまざまな応用機能を搭載しているのも特徴。文字入力やビューワーの操作、画面のロックの解除など、夏モデルでも最多の12機能に対応した。佐藤氏は「これも長く要素開発してきた結果」と、その成果を振り返った。

photophoto ラウンドフォルムを実現するためにさまざまな工夫を盛り込んだ(写真=左)。省電力設定の進化も重要なポイントだ(写真=右)

 革新的な新UIを備えたELUGA Pは手持ち感のよさを持たせるため、フルラウンドフォルムとフルグラスデザインと呼ばれる全面ディスプレイに近い設計を採用した。その理由は、できるだけ大きなディスプレイで約65ミリという持ちやすい横幅を実現するため。そして全面ディスプレイデザインと、フォルムの一体感を出すために、ディスプレイカバーの強化ガラスをやや膨らみがある「2.5D」の形状に研磨した。とはいえ、ただ単純に丸みを持たせるだけでは映り込みが入るため、「余計な反射が生じない角度で研磨した」(佐藤氏)など、このデザインを実現するためにさまざまな工夫があった。そしてフレーム幅は約0.4ミリと極めて狭い狭額縁になったが、「実は狭額縁設計とホバー(タッチレス)操作は相性が非常に悪い。相反する技術に対応するため、タッチ操作に反応する面積や形状からユーザーの操作を判別する工夫も盛り込んだ」(佐藤氏)という。また、音響デバイス統合やおくだけ充電のための機構を小型化し、さらにバッテリーカバーの裏側を削るなど多数の工夫を入れることで、フルラウンドフォルムを実現させたという工夫も紹介した。

 スマホ利用で一番気になる点と言えば、バッテリーの持ち。ELUGA Pは2600mAhという大容量バッテリーを備え、省電力機能として進化した「エコナビ」を搭載した。またおくだけ充電と急速充電をサポートするうえ、屋外でバッテリー消費を抑える専用モードも用意されている。佐藤氏は「バッテリー容量は、ある他社スマホと同じ数字だが、細やかな制御により、実使用時間はELUGA Pの方が長い。またパナソニック全体で取り組んでいる『エコナビ』は社内のエコナビ関連部門で確認・審査をしっかり行い、エコナビと呼べる機能として仕上げさせて頂いた。単なる省電力機能ではない」(佐藤氏)と説明した。

モバイルNo.1の高画質カメラを搭載

photo 要素開発グループ主任技師の石原崇氏

 最後に登場したのは、要素開発グループ主任技師の石原崇氏。石原氏はモバイル向けカメラの開発を13年間担当しているという技術者で、まさにケータイ&スマホカメラの生き字引と言えるような人物だ。その石原氏はELUGA Pのカメラについて、「正直に言って、これまでの集大成」と自信を見せた。

 パナソニック モバイルは2010年に「LUMIX Phone P-03C」を開発しているが、パナソニックのデジタルカメラブランドを冠するためには、ある条件があったという。それは第三者機関によるカメラの画質評価で、ケータイのカメラではなくデジカメと同じ画質に並ぶことだった。具体的にはさまざまなシーンを「オート」設定で撮影しても、満足を得る画質で撮影されているのかをパーセンテージで示すもので、60%以下がいわゆるモバイルカメラ。70%以上がデジタルカメラの領域になるという。同社のスマホはP-03Cから3年間、常にデジカメ領域の画質を維持し向上させてきた。

photophoto 3年前から「デジタルカメラ画質」をキープして向上させているパナソニック モバイルのスマートフォン(写真=左)。ELUGA Pではカメラを構成する4つの要素がすべて進化(写真=右)

 こうした積み重ねの上で、石原氏がELUGA Pを“集大成”と呼ぶのには、パナソニックが新開発した「SmartFSI」という新型撮像素子の採用が1つの理由になっている。デジカメ/スマホを問わず最近の撮像素子は、暗所撮影に強くノイズが出にくい裏面照射型CMOSが主流になっている。だが欠点もあり、例えば赤色を表現しにくいという性質があった。SmartFSIはタイプ的には表面照射型CMOSだが、より光を多く取り入れるような構造で、わずかな光でも明るく撮影できるのが特徴だ。

photophoto なかでも影響が大きいのが、表面照射型CMOSでありながら裏面照射型CMOSに匹敵する高画質センサー「SmartFSI」の存在だ

 もちろんそれだけでなく、新開発された高解像のレンズ、太陽光に近く人物などを自然に照らし出す高演色フラッシュLEDと調光制御、そして画像処理エンジンの「Mobile VenusEngine」による高速顔検出機能や監視カメラの技術を応用した新ノイズリダクションなど、ELUGA Pは“カメラ”を構成するすべての要素技術が進化。結果として、裏面照射型CMOSを搭載した他社スマホより夜景などをキレイに写すことができるという。そして、こうした画像の処理には、クアッドコアプロセッサーの高い処理能力をベースに、並列演算に対応したパナソニック独自のロジックを導入することでさらなる高速化を図っていることも説明された。

 さらに「iA+(インテリジェントオートプラス)」と呼ばれる画像の調整機能も搭載されており、撮影時にファインダーを見ながら好みの明るさ/色合い/シャッタースピード/ホワイトバランスを調整でき、撮影シーンごとにエフェクトをカメラが提案する「おすすめモード」も楽しめる。5点までの「マルチポイントAF」と、シャッターを押した瞬間に撮影できる「ゼロシャッターラグ」にも対応。多彩な機能が使いやすく用意されており、そのままキレイに撮影できるのはもちろん、自分なりのアレンジ撮影が簡単にできるようになっている。

ブロガーが実機を徹底チェック!

 ブロガーイベントでは参加者1人に1台のELUGA Pが用意され、開発陣による説明内容を実機で確認しながら聞くことができた。じっくりとUIを試せたのはもちろん、分解されたELUGA Pの展示や、カメラの性能を試せる撮影コーナーも設置され、思い思いにELUGA Pの実力をチェックできた。

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 では参加ブロガーはELUGA Pを手にしてどんな感想を持ったのか、また開発陣の説明をどう感じたのか? その内容を次ページから紹介したい。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年9月11日

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