ケータイユーザーの70代義父が「らくらくスマートフォン」でゲームに挑戦した結果……

富士通の「らくらくスマートフォン」では、ユーザー同士が交流したりゲームを楽しんだりできる「らくらくコミュニティ」を利用できる。今回注目したのが「ゲーム」。スマホを使ったことがない70代の義父にらくらくスマートフォンを渡して使ってもらった。

» 2015年12月25日 10時00分 公開
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 スマートフォン業界を取材しているライターだと、その家族もさぞやスマホ好きだと思われるかもしれない。実際、PCもスマホも若者同様にバリバリ使いこなすご両親がいるというライター仲間はいるが、筆者についてはそれに当てはまらない。夫の両親、つまり私の義両親はまだどちらもフィーチャーフォンを使っているし、私の実の両親に至っては携帯電話を持っていない。

 こんなことでいいのだろうか、と悩みはしないが、スマホの楽しさや便利さを体感してもらいたい気持ちはもちろんある。そんなときタイミングよく、富士通さんから「らくらくスマートフォンでらくらくコミュニティを利用してみませんか。とりあえずゲームでも」とご提案いただいた。

photo 「らくらくスマートフォン」の「らくらくコミュニティ」でゲームを楽しんでみた

 「らくらくスマートフォン」は、ボタンのように押した感触のある「らくらくタッチパネル」を採用し、スマホの操作に慣れないシニアでもフィーチャーフォンのように操作できる端末。最新の「らくらくスマートフォン3」は、デザイナーの原研哉氏がデザインしたスタイリッシュなモデルだ。

 また「らくらくコミュニティ」は、らくらくスマートフォンのユーザーを中心としたコミュニティサービスで、2015年12月時点で50万人を超えるユーザーが利用。シニアに親しみの深い、趣味や旅行、健康などの多彩な掲示板が用意されている。また毎月フォトコンテストも開催され、腕を競っている。一方でコミュニティを健全に保つようにさまざまな工夫がなされ、セールスの書き込みや個人情報の流出を防いでいる。

 掲示板を少しのぞかせてもらったことがあるが、われわれ30〜40代が利用している掲示板やSNSとは違って、礼儀正しくほのぼのとした雰囲気の中、ゆったりした時間が流れていた。また、「みんなで脳力ストレッチング」「麻雀」「リバーシ」「ナンバープレイス」といったシンプルなゲームも遊べ、ユーザー同士の対戦も行える。

photophoto らくらくコミュニティでは、テーマ別に多くの掲示板が用意され、フォトコンテストなども開催される(写真=左)。ゲームコーナーでは「みんなで脳力ストレッチング」や「リバーシ」など、シンプルなゲームが遊べる(写真=右)
photo 利用登録をすると「マイページ」が生成され、ゲームコーナーにアクセスした履歴を「出席日数」として確認したり、ゲームレベル、脳年齢(義父はみんなで脳力ストレッチングをしなかったので未測定)などを確認できる

 なるほど、コミュニケーションが楽しいスマホを手軽に体感してもらうのに、らくらくコミュニティはうってつけだ。らくらくコミュニティにあるゲームならシンプルなので、操作方法が分からなくて“家族内サポートセンター”になることも、それほどないだろう。これ幸いと、義父に渡して試してもらうことにした。

 “らくらく”とはいえ、義父にとっては初めて手にしたスマートフォン。やはり操作はたどたどしかった。タッチしても画面が変わらず2度、3度と押し直し、画面スクロールもスムースにはいかず、すぐに止まってしまう。個人的な話が続いて恐縮だが、2年ほど前、私の夫に初めてスマートフォンを渡して使わせたときの戸惑いがちな指の動き、弱々しいフリックとまったく同じ様子で、「スマホの操作スタイルも遺伝するのか」とひそかに感動してしまった。

 しかし、70代の義父はそれでもうれしそうに、らくらくスマートフォンを使い始めた。聞けば、「今度(筆者に)会ったときにスマホ購入の相談をしようと思っていた」という。沖縄料理屋さんで昼から泡盛を飲み、ソーメンチャンプルーを食べながら、らくらくスマートフォンとらくらくコミュニティの使い方を簡単にレクチャー。その後、1週間ほどらくらくコミュニティのゲームを中心に使ってもらうことにした。

ごく自然にスマホを使いこなし、対戦ゲームを楽しむ義父の姿が

 義父に端末を渡して1週間。その間、質問の電話が来てもすぐ出られるように、いつもよりもスマホを手元に置いておくように心がけたのだが、質問の電話は1度もかかってくることはなかった。拍子抜けするほど何もなかった。義父は何事もなく、すんなりスマホの操作に慣れてしまったようだ。

 実際に実家で使っている様子を見てみると、たどたどしく操作していた姿はどこへやら。何のためらいもなくフリック&スクロールし、自信を持って操作している。使い始めはタッチする場所が分からず迷っていた指先もしっかり落ち着いていた。

photo 1週間後、らくらくスマートフォンの操作にすっかり慣れた義父

 大好きだという麻雀を中心に、ナンバープレイス、リバーシなどの定番ゲームを楽しんだそうだ。機械が相手の1人プレイより、らくらくコミュニティのメンバーと対戦する「フリー対戦」の方が楽しかったという。「機械は弱くて、すぐに勝ててしまう。フリー対戦の方が相手が強くてやりごたえがある」とのことだ。

 筆者はインターネットの向こうにいる相手に気後れを感じてしまうので、対戦ゲームは苦手なのだが、義父はまったく恐れていない。らくらくコミュニティのゲームは対戦といってもテキストのコミュニケーションがないので気楽なのかもしれない。「そうきたか……」「うーん」などと小声でつぶやきながらゲームに集中している義父はとても楽しそうだった。

photo 好きでよく遊んだのは「麻雀」。コミュニティのメンバーと対戦するフリー対戦の方が楽しいとか。麻雀はよく知らない筆者にゲームのやり方を教えてくれるまでになった義父

 また、孫と一緒に「神経衰弱」も遊んだとうれしそうに語ってくれた。かわいい孫と一緒にらくらくスマートフォンのゲームで遊ぶ義父……CMにできそうな美しいシーンではないか。

 義父はこれまで「電車の中で誰も彼もスマホの画面を見続けて、いったい何が楽しいのか」と、やや批判的な見方をしていたのだが、自分でやってみて「熱中する気持ちが分かった」と納得したようだ。ただ、電車の中で親が子供を放ったらかしてスマホに熱中する姿や、歩きスマホについては、年長者らしく苦言を呈していた。義父自身は「暇な時間にちょっと遊ぶ」という使い方を心がけていたそうだ。

タッチパネルの操作にも慣れてきた

 なお、義父の場合は、操作に慣れてしまうと、らくらくタッチパネルのしっかり押す操作はかえって使いにくいものになってしまった。特にゲームはテンポよくタッチしたいという気持ちが生まれるらしく、つい触れるだけになりがちだ。しっかり押さないと反応しないことにもどかしさを感じることがあったらしい。

 シニアの間でも、スマートフォンはタッチするだけで操作できるということが常識になっていることが、あらためて認識できたエピソードだった。らくらくスマートフォンは設定で、一般のスマホと同様のタッチ操作に変えることもできる。らくらくスマートフォンを使っている親が使いにくそうにしていたら、設定を変えてあげてもいいかもしれない。

photo 画面を軽く押し込むことで操作できる「らくらくタッチ」は、初期状態はオンになっているが、「設定」→「音・振動・タッチの設定」→「らくらくタッチ」からオフにできる。オフにすると、その後の操作はタッチパネルを軽く押すだけでよい

 「画面が大きいので写真を見るのが楽しい」「インターネット(Webサイト)が見やすい」と、スマートフォンに好印象を持った義父。前述の通り、実は一般のスマートフォンにも興味があるのだが、今使っているFOMAケータイより料金がだいぶ上がると聞いて少しがっかりしていた。しかしらくらくスマートフォン向け「らくらくパック」なら、月額2000円(税別)で200Mバイトの通信ができるので、通常のLTEスマホ(3500円〜)よりも安い。

 両親や親戚など、身近にいるシニア層にらくらくスマートフォンを勧めて、楽しみながらスマホデビューしてもらってはいかがだろうか。

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提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2015年12月31日

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