MVNOは、帯域を大手キャリアから借り、それをユーザーにサービスとして提供している。借りる帯域は有限。そのため、帯域とユーザー数のバランスが崩れると、時間帯によっては速度が大きく低下してしまう。中でも鬼門といわれているのが12時〜13時のランチタイムで、この時間は、サラリーマンや学生が一斉にお昼休みに入るため、MVNOによっては大きく速度が落ち込んでしまうこともある。
では、UQ mobileはどうか。結論からいえば、大手キャリアと比べてもそん色ない通信品質だった。ZenFone 3で「Speedtest.net」アプリを使い、高速モードで同じサーバにつなぎにいくように設定して速度測定を行ったが、時間帯による速度のバラつきが少ないのが印象的だった。
例えば、朝の通勤ラッシュがおさまりかけている10時前(東京都港区)の速度は、31.98Mbps。12時(東京都渋谷区)を過ぎてもこの速度がまったく低下せず、むしろ37.57Mbpsに上がっている。お昼休みの中頃(東京都渋谷区)にももう一度測定してみたところ、やや速度は低下したものの、25.54Mbpsと非常に高速に通信できていた。夕方(東京都渋谷区)も29.91Mbpsと30Mbps近い速度が出ている。
実際、ITmedia Mobileで実施している連載「通信速度定点観測」でも、UQ mobileはランチタイムでも他社が苦戦する中で高速を記録することが多い。通信は高速で、なおかつ安定しているため、大手キャリアから移ってきても、不満に思うことはないだろう。
格安SIM、格安スマホの中には、販路がネットに限定されている会社もあるが、UQ mobileはリアルなユーザーとの接点も重視している。家電量販店やケータイショップに加え、専門店の「UQスポット」も東京・上野や大阪・心斎橋をはじめ、7店舗オープンした(2016年11月17日時点)。
即時開通可能な店舗は既に1500店を超えており、気になったらすぐに店頭に行って契約できる。対面販売は、ネットより素早く契約できるだけでなく、店員に料金プランや選ぶ端末を相談できるのもうれしいポイント。UQ mobileはMVNOの中でも群を抜いて多い店舗数を誇り、初心者でも安心して契約できる。
安心という視点では、サポートが充実しているところも見逃せない。UQ mobileには「UQあんしんサポート」というオプションが用意されており、スマホの初期設定からWi=Fi、Bluetoothの接続操作、メールやSNSの設定をはじめ、PC・周辺機器のサポートまで、さまざまな質問に答えてもらえる。有料(月額350円)だが、大手キャリア以上の充実したサポート体制で、初心者が安心して利用できる。
大手キャリアのような安心感がありながら、一方で格安スマホという名にふさわしい料金の安さを兼ね備えたUQ mobileは、「安心」と「格安」を兼ね備えた、むしろ本命の選択肢となる。「UQ mobile、だぞっ」と言い切るだけの存在感は、ここにある。
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提供:UQコミュニケーションズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2016年12月20日