春の新生活にぴったり――ファーウェイの新型スマホ「HUAWEI nova」「HUAWEI nova lite」が登場（2/3 ページ）

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暗所に強いインカメラでセルフィーを思う存分楽しめる

　「セルフィー（自分撮り）に強い」のも、HUAWEI novaの大きな特徴だ。まずは、そのスペックから確認していこう。インカメラには、800万画素のカメラを搭載している。レンズのF値が2.0と明るく、暗い場所でもきれいな写真が撮れる。ソフトウェア側でも工夫が施されており、肌の色や輪郭を自然に補正する「ビューティーモード」だけでなく、8種類のメイク効果を顔に加えることができる「メークアップモード」にも対応している。特に後者のメークアップモードは、ファーウェイが販売する他のフラッグシップモデルにはない、HUAWEI novaならではの機能だ。

セルフィーを楽しくする、多彩な機能に対応

ビューティーモード（写真＝左）とメークアップモード（写真＝右）に対応する

　まずは、ビューティーモードをチェックしていこう。ビューティーモードとは、加工の必要がなく、自分の顔をより美しく見せるモードのことで、スライダーで簡単に「ビューティーレベル」を上下させることができる。ナチュラルにしたければビューティーレベルを下げる、よりキレイに見せたければビューティーレベルを上げるといったような調整ができるというわけだ。

　下の写真は、徐々にビューティーレベルを上げていったもの。0のときは、ほぼそのままの姿で写し出されるが、最大の10にすると、肌が白くなり、顔つきもほっそりして見える。ここまで加工しても、あくまで自然で、ビューティーモードを使っていることが分からない。SNSなどにセルフィーをアップロードしても、本人だとしっかり分かり、よほど注意深く見なければ、加工していることすら気付かれないだろう。

左からビューティーレベル0、3

左からビューティーレベル5、10。レベルを上げると、肌が徐々に白くなっていくことが分かる。目もはっきりとしてくる

　よりSNS映えする写真を撮りたいときは、メークアップモードを使うといい。日本人有名メークアップアーティストが監修したメークアップモードは、「ナチュラル」「キュート」「スウィート」「ピンク」「クラブ」「パーティー」「エレガント」「ヌード」の8種類を用意している。顔を認識して、チークを指したり、リップを塗ったりしたような効果を加えてくれる。下の写真は、それぞれのモードで撮った写真。あたかも本当にメークしているかのような写りになることが分かる。

左からキュート、ナチュラル

左からスウィート、ピンク

左からクラブ、パーティー

左からエレガント、ヌード

　セルフィー用のインカメラだけでなく、アウトカメラも優れているのがHUAWEI novaの特徴。背面には1200万画素のCMOSセンサーを搭載している。このセンサーは1.25μmとサイズが大きく、暗所でもノイズの少ない、キレイな写真を撮れる。また、像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッド方式で、わずか0.3秒でフォーカスが合うため、決定的瞬間を逃しにくい。

1.25μmのサイズの大きなセンサーを搭載

薄暗い場所でも、ノイズの少ない写真を撮影できる

　さらに、「ハイダイナミックフラッシュ」に対応しており、夜景を背にした人物撮影にも強い。これは、フラッシュなしで撮った夜景と、フラッシュありで撮った人物を上手に合成して1枚の写真を作り出す機能。これを使うと、人物と夜景、どちらもクッキリと写すことができる。

「ハイダイナミックフラッシュ」で、人物と夜景の両方をキレイに撮れる

　また、動画は4Kに対応しており、30fpsでキレイな映像を残すことができる。撮った映像を、4Kテレビなどに出力しても楽しめる。

高解像度の4K動画も撮影できる

　美しいデザインで、バッテリーも長く持ち、しかもセルフィーがキレイに撮れる。フラッグシップモデルのように、あれもこれもと詰め込まれているわけではないが、HUAWEI novaは、スマートフォンに上質感を求める人に最適だ。男性はもちろん、セルフィーを多用するSNS好きの女性にも、欠かせない1台になりそうだ。