News 2000年8月17日 09:28 PM 更新

イー・アクセス,年度内に151電話局でADSLサービスを提供

 DSL事業者のイー・アクセスは8月17日,2000年度のADSL開局スケジュールを明らかにした。現在サービスを提供しているのは,東日本6局と西日本5局の計11局だが,2000年10〜12月に東日本エリアで107局,西日本エリアで33局を追加し,計151局とする予定だ。

 同社は,コンシューマーやSOHO向けに高速なインターネット接続環境を提供することを最優先するとしており,住宅街やビジネス/住宅の混在エリアを中心に展開する方針。東京03地域,大阪06地域のほか,東京市部や神奈川県,千葉県,埼玉県,兵庫県の一部にもサービスを拡大するという。また,来年度以降は,「首都圏,京阪神,名古屋を中心とした地域にADSLサービスを提供する」(同社)としている。具体的なサービススケジュールは,同社サイトを参照してほしい。

 なお,東京/大阪エリアで行っていた接続試験モニターの募集は,8月25日をもって終了する。試験サービスは,当初の予定通り9月末までとしており,10月以降,既存のモニターはイー・アクセスがホールセールサービスを提供するISPのADSLメニューに契約することで,引き続きADSL回線を利用できるようになる。イー・アクセスでは,8月1日からニフティに対してADSL回線の提供を開始。今後はエリアの拡大と平行して,NEC(BIGLOBE)やファストネット(FastNet),エクソダス コミュニケーションズ(GOL),ピーエスアイネット(PSINet)などISP各社との接続を進めていくという。

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