News | 2000年11月14日 10:47 PM 更新 |
カシオ計算機は,米TransmetaのCrusoeを搭載したノートPC「CASSIOPEIA FIVA」試作品を「COMDEX/Fall 2000」で展示すると予告していた(11月9日の記事参照)。確かにカシオブースで新型FIVAを見ることができたので報告しよう。
FIVAといえばWindows CE搭載マシンと見間違えるようなミニサイズぶりが売り。だがCrusoe搭載FIVAは,「A5ファイルサイズ」に大型化していた。実際の駆動時間は? レスポンスは? と気になる点は多かったが,残念ながら1台がガラスケース内に展示されていただけで,しかもたまたまなのか説明員もいなかった。
さらに,Crusoeとはいえそれほど注目度は高くなく,むしろ同社のPocket PCのほうに人だかりができていた。少なくとも一般的な米国人ユーザーのレベルでは,サブノートというカテゴリー自体に関心がなさそうな様子だ。以下,新型FIVAを写真で紹介する。
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新型FIVAの全景。CASIOのマークがないとFivaとは認識できないような一般的なデザインだ。ポインティングデバイスはスティック式 |
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現行のFIVAと比べると,大型化したのがよく分かる。個人的にはミニサイズ路線を貫いてほしい |
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動作はしていた。何かのベンチマーク中らしく,各種のアプリが自動的に動いていた |
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Crusoe搭載を示すおなじみのマーク |
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