News | 2001年4月16日 11:34 PM 更新 |
Weekly Top10(4月8日〜4月14日)
【国内記事】 | 2001年4月16日 11:34 PM 更新 |
先週は,「プレイステーション2」の新型が注目を集めた。この「SCPH-30000」は,本体のサイズやデザインは従来のままに,HDDを内蔵するための専用ベイを設けたというもの。初代プレステでも何度か細かい変更を加えたソニーだけに,ある程度のモデルチェンジは予想はしていたが……いざニュースが流れると,初期型ユーザーとしては複雑な気分になる。
新型では,PCカードスロットがなくなったものの,代わりに専用ベイが装備され,LANインタフェース付きのHDDユニットをビルトインできるようになった。従来機でもPCカードインタフェース経由の外付けユニットで同等の機能が提供されるようだが,本体にすっきりと収まるのはやはり羨ましい。前回(リモコンが付属したとき)は「リモコンよりリージョンフリーのほうがいいや」と強がっていたが,果たして今回は……? そんな気分になったのは,先日初めて,かの有名な「ドラクエのフリーズ現象」に見舞われたからだ(半年遅れの話題で申し訳ない)。
HDDというと,ソフトやアドオンモジュールのダウンロードといった用途が思い浮かぶが,実際はデータをROMから予めロードしておけるという点が一番のメリットになる。CDやDVDをメディアに使用するゲームでは,ユーザーを待たせないためにさまざまな工夫でロード時間を短縮しているが,逆にいえば,無理をしている部分でもある。ドラクエで「ルーラの直後にフリーズすることが多い」と言われるのも,マップデータの読み込みが原因に思えるのだ。これを解消する早道は,任天堂のようなROMカセットを使うか,高速なHDDを搭載すること。もちろん,その際にはソフトも最適化される必要があるので,ゲームメーカーの皆様にも頑張っていただきたい。
ちなみに,わが家のドラクエは,ようやく「ダーマの神殿」を2回クリアしたところだ(なぜ2回かは,前々段落を参照のこと)。
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