News 2001年6月11日　11:55 PM 更新

NTT東西の10MbpsFTTHは月額5000円程度に

NTT東西地域会社は6月11日，7月にも開始を予定する「Bフレッツ」（仮称）の最大10Mbpsメニューの月額料金を5000円程度にすることを明らかにした。

　NTT東西地域会社は6月11日，最大10Mbpsの加入者用光ファイバーを複数ユーザーで共有するシェアドアクセス方式の収容局接続メニューについて，他の事業者向けに提供する際の料金設定を総務大臣に認可申請した。またNTT東西では，7月より「Bフレッツ」（仮称）として提供する最大10Mbpsの光アクセスサービス「ファミリータイプ」の月額料金を，5000円程度にすることを明らかにした。

　申請によると，NTT東西収容局と各事業者IP網の接続料金は，光信号伝送装置（OLT）1基につき合計で月額7万4660円。1つのOLTには最大8つのOSU（Optical Subscriber Unit）を収容可能で，局内スプリッタで8分岐，局外スプリッタで4分岐することにより，最大256ユーザーにサービスを提供することができる（詳細はNTT東西のニュースリリースを参照）。1端末回線当たりの接続料金は，収容比率を8割とした場合で，約3180円となる。

　また，NTT東西ではファミリータイプの料金算出にこの方式を利用する予定。その場合は，3180円に地域IP網などのコスト1250円程度と営業費を加え，月額料金は5000円程度になる見込みだという。

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関連リンク
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[中村琢磨， ITmedia]

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