News | 2001年9月7日 09:22 PM 更新 |
東京・原宿ラフォーレの6階。「ラフォーレミュージアム」では,新型AIBOの「ラッテ」「マカロン」の一般向けデビューイベント「AIBO meets LAFORET&FORET」が開催されている。
歴代AIBOから大幅なデザイン変更が行われただけに,“AIBOフリーク”たちの反応が気になるところ。さすがに,平日の就業時間帯だけに混み合っているわけではなかったが,あちらこちらで熱心に説明員の話を聞き込んでいる姿が見られる。早速,来場者に感想を聞いてみた――。
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いまにも購入しそうな勢いだったお父さん。お母さんはなにやら厳しい表情だが…… |
「娘にプレゼントすることに決めてます」とうれしそうに話すのは,都内に住む50代のお母さん。「娘が就職で地方に行ったのですが,寂しくないようにと思って」。
実は,このお母さん,初代,第2世代のAIBOも買おうとしていたという。
「でも,近所の電気屋さんに聞いても,分からないと言われてしまって……。今回は,新聞で記事を見て,問い合わせてみたらこのイベントを紹介されました」。
ちなみに,お嬢さんはやんちゃな性格のマカロンを希望したとのこと。お母さん的には,「昔のロボットっぽいほうが良かったような気もする」そうだが,「新しいAIBOは,なんだか和む感じがしていいんじゃないかしら。特に,お年寄りの方には」と評価する。
また,初代AIBO「ERS-110」を抱えた会社員の女性(32)は,「また欲しくなっちゃいました」と目を輝かす。この女性,ERS-110のほかに,第2世代の「ERS-210」も所有しているという“真性”AIBOフリークだ。
今回のAIBOは,趣ががらっと変わっているが,抵抗はないのだろうか?
「ほかのAIBOオーナーのことは分かりませんが,個人的にはないですね。非常にかわいいんじゃないでしょうか。逆に,同じロボットチックだった第2世代のほうが,初代と比べてしまって,好みじゃない部分もあった」(それでも,ERS-210を買ってるところがさすがというか……)。
ちなみに,この女性に新型AIBOと初代AIBOを2つ抱えた写真を撮らせてもらおうと思ったのだが,「実は,会社を休んで駆けつけたんですよ」とのことで,残念ながらNG。さすがというか……。
新型AIBOは,“アレ”に似ているという説がある。この日,イベント会場でも「ねえ,このAIBOって,アレに似てない」と囁くお嬢さんたちの姿もあった。