News | 2001年10月12日 11:53 PM 更新 |
Q-ze Talkは,C1の内蔵カメラを使ってコミュニケーションを楽しむソフト。サーバを介さずに,ネットワークにつながったPC同士で動画対応のチャットができる。
ネットワークはインターネットだけでなく,Bluetoothや無線LAN,ケーブル接続などローカルなネットワークでも利用でき,最大7人まで同時接続が可能だ。「笑う」「相手を叩く」といった感情・アクション表現を1ボタンで操作でき,動きのある楽しいチャットが行える。
このQ-ze Talkは,新C1だけでなく他のPCでも利用できる。バイオのホームページにて本日より無料ダウンロードを開始している。
そのほか,前モデルに比べて重さで140グラム,奥行きで15ミリの軽量コンパクト化を実現した新SRも注目の1台。上位機種では2.4GHz帯の無線LANとBluetooth(Ver.1.1)という2つのワイヤレス通信機能をコンパクトボディに搭載し,さらに10/100BASE-TXや56Kbpsモデムの端子も本体に装備した「通信最強モバイルPC」(同社)に仕上がっている。
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新SRは,有線・無線さまざまな通信機能を装備した“通信最強モバイルPC” |
デスクトップでは,すでに試作機を公開していた「バイオMX」の新モデルに注目が集まった。“ミュージックサーバ”をコンセプトに,音楽データを高速にMDに書き出せる「NetMD」対応デッキや専用ソフト「SonicStage Premium」が特徴となっている。(9月12日の記事参照)
そのほか,Windows XPを搭載した新モデルが一斉に登場した「バイオRX」「バイオLX」「バイオJ」の各シリーズも展示されている。
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“ミュージックサーバ”がコンセプトの新バイオMX |
VAIO EXPOは,周辺機器でも見どころが多い。
バイオユーザーならぜひチェックしたいのが,IEEE1394対応CD-RW/DVD-ROM一体型の外付けスリムドライブ「PCGA-CRWD1」だ。この製品も本日発表されたバイオ用周辺機器の1つ。144×21×154ミリのスリムなボディで,付属スタンドで縦置きも可能だ。
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IEEE1394対応CD-RW/DVD-ROM一体型の外付けスリムドライブ「PCGA-CRWD1」 |
新C1および新SRに装備された専用DC OUT端子を使って,本体から電源供給ができる。バイオ側には,IEEE1394端子と専用DC OUT端子が並んで用意されている。ここに専用ケーブルを接続することで,モバイル環境でもAC電源を必要とせずにドライブを利用できる。オープン価格で,実売は5万円前後。11月10日より発売する。同じシステムでDVD-ROMのみの「PCGA-DVD1」も用意。こちらは,実売が3万円前後で,12月中旬に発売予定だ。
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並んだ端子に専用ケーブル1本で接続。本体からドライブに電源が供給される |
また,本日発表されたカラーインクジェットプリンタ「MPR-501」も紹介されている。年賀状需要に合わせた時期での投入だが,「プリンタはあくまでもバイオを活用していくためのツールの1つ」(同社)という位置付け。単体での販売よりもバイオとのセット販売に主眼を置いているとのことだ。
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カラーインクジェットプリンタ「MPR-501」 |
A4対応で,2400×1200dpiの解像度を持つ。オープン価格で,実売は1万8000円前後とエントリー向けだが,将来的にはハイエンド向けなどラインアップの拡大も検討中だという。
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