News:ニュース速報 | 2002年5月28日 05:41 PM 更新 |
日立製作所は5月28日、モバイルLinuxを搭載したインターネットアプライアンス「日立インターネットアプライアンス FLORA-ie 55mi」の新モデルを発表した。6月28日に発売する。
新製品は各種ソフトウェアカスタマイズに対応。Metaframe用のICEクライアントを搭載でき、Windowsアプリケーションを操作することができる。またWindows 2000 Professinalのインストールにも対応した。Java VM(Jeode、JRE)やLinux向け各種プラグイン(RealPlayer、Acrobat Reader)の搭載も可能だ。
標準OSはモバイル機器向けLinux「Midori」を搭載。タッチパネル付きの10.4型TFT液晶ディスプレイ(800×600ピクセル表示)を装備し、操作は主にペンで行える。IEEE 802.11b対応の無線LAN機能を内蔵する。仕様はカスタマイズでき、Crusoe TM5400/400MHz、128MバイトSDRAMなどの構成で14万500円。
また、これまでの本体単体での利用や、クレードルに設置しての利用に加え、アーム設置、壁掛け、首掛けなどにも対応した。防塵・防滴性を備え、ホコリのたつ建設現場や倉庫、キッチンでも利用できるという。
同社では、ホットスポットサービスの提供端末、インターネットマンションでのコミュニティ端末、店舗や倉庫での商品管理端末などとしての利用を想定している。
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