News:ニュース速報 | 2000年12月8日 04:19 更新 |
日立製作所は12月11日,CrusoeとMobile Linuxを搭載したインターネット端末「日立インターネットアプライアンス FLORA-ie 55mi」を発売する。同社は9月,同製品の開発を表明していた。ISPやネット証券会社などサービスプロバイダーを中心に販売し,500台ロット時で1台9万7800円から。
国内で初めて,CPUとしてTM3200シリーズを採用したインターネット端末。OSのMobile Linuxはコンパクトフラッシュに搭載されている。初心者の利用に配慮し,ペン入力でワンタッチ操作できるメニューソフトや手書き文字認識ソフトを搭載した。キーボードとマウス,電源ケーブルを接続できるクレードルも用意されていおり,屋内では省スペースデスクトップとして,外出時は本体をクレードルから取り外して持ち運ぶこともできる。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | FLORA-ie 55mi |
CPU | Crusoe TM3200/400MHz |
メモリ | 64Mバイト(最大192Mバイト) |
ディスプレイ | 感圧式タッチパネル付き10.4型TFT液晶(SVGA) |
インタフェース | PCカードスロット(Type II)×2,USB×2 |
OS | Mobile Linux |
バッテリー駆動時間 | 約3.5時間(Sタイプ),約7時間(Lタイプ) |
サイズ | 280(幅)×220(奥行き)×25.8(高さ)ミリ |
重量 | 約1.25キロ |
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