News:ニュース速報 | 2002年7月5日 08:29 PM 更新 |
Web検索エンジン「Openfind」のベータテストがスタートしている。約35億ページから検索できるとしており、約20億ページのデータベースを持つ「Google」を上回る。
人民日報日文版(Web版)によると、Openfindは台湾・中正大学情報工学科の呉昇助教授らのグループが独自に開発した。またGoogleより大幅に少ない70台のサーバで35億ページの検索が可能としており、検索スピードも同等以上の高速さを持つという。「openfind.com.tw」は以前から稼働しており、ベータテスト中のエンジンはこれを強化したもののようだ。もちろん2バイト文字にも対応しており、日本語キーワードも検索できる。
気になるGoogleとの比較だが、「ガンダム」で検索したところ、Googleが約289,000件/0.09秒だったのに対し、Openfindは337,390件/0.372秒だった。と検索件数で上回った。さらに「ガンダム 中村琢磨」と絞り込むと、Googleが約121件/0.24秒だったのに対し、Openfindは4件/0.63秒だった。
利用者数やデータの蓄積度が異なるため単純な比較はできないが、他のさまざまな検索語を試したみたところ、現時点でも日本語Web検索エンジンとしての実用度は十分なレベルにあるようだ。
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