News:ニュース速報 | 2002年10月1日 11:00 PM 更新 |
XML技術の実用化を進める企業で構成するXMLコンソーシアム(会長・鶴保征城NTTソフトウェア社長)は10月1日、はがき作成ソフトに導入されている「ContactXML」を標準化し、「Version 1.1」として勧告した。XMLコンソーシアムとしては初のXMLボキャブラリの標準化になる。
ContactXMLは、インフォテリアとイー・ブリッジ、クレオが開発した個人データを記述するための仕様。はがき作成ソフト関連5社が導入を表明し、既に製品も発売されている。ContactXMLに対応したソフトでは、異なるメーカーの対応ソフトと宛名情報などを共通化できる。
さらに多くのソフトなどに導入を進めるため、XMLコンソーシアムが標準化した。各社の要望を取り入れ、実装時のデータパッケージング方法を統一。対応ソリューション間でのデータ移行をスムーズにした。
現在ははがきソフトなどでの利用に限られているが、標準化により多くのソフトが対応すると期待している。例えば企業の動的人事管理の実現や、医療・保険手続きの簡略化などにつながるとしている。
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