News:ニュース速報 | 2002年10月21日 06:17 PM 更新 |
JPドメインの管理・運用を行う日本レジストリサービス(JPRS)は10月21日、IE 5.0以降で日本語JPドメイン名のWeb閲覧が可能になるプラグイン「i-Nav」(開発元:米VeriSign)の無償配布を開始したと発表した。
IEのアドレスバーに入力された日本語JPドメイン名をASCII互換文字列に自動変換し、その文字列をドメイン名とみなしてDNS・Webサーバにアクセスするというもの。ブラウザ上に表示されるハイパーリンクにも対応している。
同社では、昨年8月より日本語JPドメイン名のWebサイトにIEのアドレスバーから直接アクセスできるサービスを行っていたが、RealNamesの営業停止に伴い5月16日に同サービスを終了した経緯がある(5月16日の記事参照)。
なお、日本語JPドメイン名をASCII互換文字列に変換するアルゴリズムについては、RACE、Punycode方式など現状でも複数ある。IETF(Internet Engineering Task Force)では、同アルゴリズムに関する標準化作業を行っている段階だが、JPRSではユーザーの利便性を考慮の上で同プラグインの早期配布を決定した、としている。
関連記事[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.