News:ニュース速報 | 2002年11月14日 10:10 PM 更新 |
みずほコーポレート銀行と日本政策投資銀行は11月14日、アスキーに協調融資を行うと発表した。アスキーは融資を既存借入金の返済などに充て、経営再建に向けて再スタートする。
協調融資は両銀行の共同アレンジで組成したシンジケートローン。融資を決めたのは(1)「週刊アスキー」「週刊ファミ通」などIT・エンターテイメント関連雑誌などで知られる出版事業のブランド力と収益力、(2)出版事業への選択と集中を進める事業再編計画──などを評価したためとしている。
融資額はアスキー向けが50億円、エンターブレイン向けが27億円。
また、設立予定の持株会社にユニゾンキャピタルが30億円を出資するほか、東京海上火災/エムシー・プライベート・エクイティ・インベストメンツ投資事業組合1号に優先株35億円分を割り当てる。
債務超過に陥っていたアスキーは、CSKグループから経営権を譲り受けた投資会社のユニゾンキャピタルが再建を進めている。
関連記事
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.