News:ニュース速報 | 2002年12月19日 01:55 PM 更新 |
マイクロソフトは12月19日、「Windows Media 9」日本語版を2003年1月29日にリリースすると発表した。「Windows Media Webサイト」で公開する。
開発コードネーム「Corona」で知られる最新デジタルメディアプラットフォームの日本語版。HD品質と5.1chサラウンドに対応した動画のストリーミング配信が可能で、PCによるホームシアターを実現できるという。デジタル著作権保護(DRM)や各種機能拡張プラグインアーキテクチャなど、「デジタルメディア全般の包括的なプラットフォームとして利用可能」(マイクロソフト)としている。
リリースされるのは、「Windows Media Player 9 シリーズ」(再生ソフト)、「Windows Media エンコーダ 9 シリーズ」(エンコードツール)、「Windows Media サービス 9 シリーズ」(Windows .NET Server 2003に標準実装される配信サーバー機能)、「Windows Media DRM 9 シリーズ」(著作権保護/管理技術)、「Windows Media Audio/Video 9 シリーズ」(デジタルメディアの圧縮フォーマット)、「Windows Media 9 シリーズ SDK (英語版)」(デジタルメディアツールの開発キット)。
またWindows XP上で動画を編集できる「Windows ムービーメーカー 2」も2月5日からWindows Updateで提供する。
公開日には製品発表イベント「Windows Media 9シリーズ Digital Media Day & Digital Media Night」を都内の「赤坂ACTシアター」で開く。
イベントは2部構成で、第1部では米Microsoftの古川享副社長が基調講演を行うほか、PCによるデジタルシネマの劇場上映などのデモを披露する。
第2部では、倉木麻衣、愛内里菜、GARNET CROWによる「GIZA studioスペシャルライブ」を開催。Web登録者の中から抽選で300組600名を招待する。応募はWindows Media 9日本語版専用サイト」から。ライブの模様はWindows Media 9対応のストリーミング動画として期間限定でオンデマンド配信する予定。
[ITmedia]
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