News:ニュース速報 | 2002年12月20日 10:57 AM 更新 |
インターネット広告業界団体のIABは12月19日、米国における2002年7−9月期のインターネット広告売上高は前期比1%増、前年比18%減の14億7000万ドルと推定されると報告した。
平均値では依然として前年比で2けたの落ち込みだが、一部企業では非常に大きな売上増も見られており、こうしたことなどから同団体は「ネット広告復調の兆しが見られる」と伝えている。
この売上報告は、PricewaterhouseCoopers(PwC)のニューメディア部門が行った調査に基づいている。もとになっているデータはネット広告を販売しているトップ15社から集められたもの。これら15社は、業界全体の売上高の80%以上を占めると見られ、ここから業界全体の売上高を推定した。
PwCの調査では、トップ15社のうち9社で、7−9月期に前年比で平均66%もの売上増が報告されているという。つまり15社間の浮き沈みが激しいわけだが、こうした9社の好調ぶりからネット広告復調の兆しが見られるとしている。
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