News | 2003年2月4日 09:14 PM 更新 |
格闘技だけがROBO-ONEではない。初日には、3分の間にこの階段を昇り降りてくれば成功という「ROBO-ONE STAIRS」が開催された。
エントリーしたのは、Brownie02(山口雅昭氏)とMetallic Fighter(森永英一郎氏)の2体。残念ながらどちらも成功しなかった。
また、2日目には、「ROBO-ONE DOOR」が開催された。これは、バンダイの提唱するリアルドラえもん計画の一環であり、ドアノブを回して扉をあけ向こう側に行くロボットを作ろうというものだ。
エントリーしたのは、Metallic Fighter、HSWR-02(中村素弘氏)、Petapy AP(大越信明氏)の3体。やはり成功者は出なかった。まず、ドアノブの位置に正しく手を出すということが難しい。さらにドアノブを持ったとしても、自分がひっぱられないでドアをあける(引き戸なのだ)ということが難しいのだ。下の写真はPetapy APが挑戦しているところ。
また、西村委員長より、「ROBO-ONE on PC」についての説明もなされた。これは、宇宙空間で動くロボットを想定し、パソコン上でのシミュレーションでロボットを設計するものである。
第1回のテーマ(Mission 1)は月面。ロボットは月着陸船から階段を伝わって月面に降りる。ただし、「宇宙船は不安定な場所に着陸したために揺れています。月面はデコボコしています」という条件が加わる。もちろん重力は地球の6分の1。われと思わん方は、ROBO-ONE公式ページで、詳しい内容をご覧ください。
関連記事
[こばやしゆたか, ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.