News:ニュース速報 2003年2月20日 09:29 AM 更新

Intel幹部、ノート/デスクトップ新製品を語る


 米カリフォルニア州サンノゼで開催のIntel Developer Forum(IDF)の2日目、「クライアントデイ」と銘打った2月19日はノートPC、携帯電話・PDA、デスクトップPC、それぞれのクライアント製品分野において、Intel幹部が今年から来年にかけて投入予定の新技術について講演を行った。

 かつてBaniasと呼ばれた「Pentium-M」は、通常電圧版が1.3GHzから最高1.6GHz、低電圧版が1.1GHz、超低電圧版が900MHzで動作することが正式アナウンスされた。Pentium-M、i855チップセット、Intel PRO/Wireless 2100チップの組み合わせで構成する「Centrino」のアドバンテージが語られ、デモでは、1.6GHzのCentrinoマシンが2.4GHzのモバイルPentium 4-Mマシンよりも高速で、かつモバイルPentium III-Mよりも消費電力が少ないことをアピール。

 一方、デスクトッププラットフォーム担当幹部は年末に向けて登場予定の「Prescott」が、300ミリウェハによる生産効率の向上により高性能と低価格を同時に実現すると予告。Prescottと同時リリースが予想されている新チップセット「Canterwood」と「Springdale」の仕様についても簡単に触れた。(本田雅一)→詳細記事

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