News:ニュース速報 2003年2月20日 07:53 PM 更新

PhilipsとBenQが光ドライブ合弁会社を設立、DVD+RWを推進

Acerグループの台湾BenQとオランダRoyal Philips Electronicsはこのほど、光学ドライブ分野で合弁会社を設立することに合意した。DVD+RW規格を共同で推進する

 Acerグループの台湾BenQとオランダRoyal Philips Electronicsはこのほど、光学ドライブ分野で合弁会社を設立することに合意した。DVD+RW規格を共同で推進する。

 新会社「Philips BenQ Digital Storage」を3月、台北市に設立する。資本金は2000万元(日本円で7000万円前後)で、Philipsが51%、BeQが49%を出資する。

 新会社は記録型DVDドライブを始めとする光学ドライブの研究開発・設計を行う。光ドライブの世界市場でシェア15%、年間80億ユーロの売上を目指す。

 BenQのK.Y.Lee会長兼CEOは「Philipsの高い研究開発力とBenQの生産力を合わせ、光ドライブ市場で強い競争力を持つ」とコメント。PhilipsのArthur Poel理事は「両社の協力はDVD+RWプラットフォームをより強固に推進するだろう」としている。

 台湾や韓国のドライブメーカーは、年内に記録型DVD市場に相次いで参入すると見られ、1万5000円前後の低価格品も登場するとの予測もある(関連記事を参照)。



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