News:ニュース速報 | 2003年2月21日 06:31 PM 更新 |
東芝はこのほど、自動車内LAN用の光伝送デバイスを開発、4月からサンプル出荷を始める。IEEE 1394.bに対応し、125Mbpsの高速伝送が可能だ。
送信側の「TOTU133」と受信側の「TORU133」で、サンプル価格はペアで2000円。同社の光伝送デバイス「トスリンク」の新製品として販売する。
カーAVシステムやナビゲーションシステムなどを高速接続する車内LAN向けで、マイナス40度から85度までの環境で125Mbpsの高速通信が可能な仕様にした。車内LAN用としてはD2B(Digital Data Bus、10Mbps)やMOST(Media Oriented System Transport、50Mbps)規格が既に使用されているが、新製品ならより高速なシステムを構築できる。
10月に月産50万ペア規模で量産を開始する計画。
関連記事[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.