News:ニュース速報 2003年3月4日 11:54 AM 更新

2月のウイルス首位はKlez.H


 ウイルス対策企業Sophosの発表によると、2003年2月に最も蔓延したウイルスは「Klez.H」だった。

 2月に最も騒がれたウイルスは「LovGate」だったが(2月25日の記事参照)、LovGateは順位的には9位。かたやKlez.Hは1月の3位から順位を上げて首位に返り咲いた。逆に1月に1位だった「Avril.B」が3位に後退した。Sophosによると、これでKlezは13カ月連続で同社の流行ウイルス10位リストに登場したことになる。

 「Klez感染者はウイルス対策ソフトを長いことアップデートしていないようだ。ウイルス対策ソフトの自動毎時更新も可能であることを考えると、その状態にはどんな弁解も通用しない」とSophos。

 同社公表の2月のウイルストップ10は以下の通り。

1. W32/Klez-H 13.7%
2. W32/Sobig-A 7.7%
3. W32/Avril-B 6.0%
4. W32/Yaha-E 4.6%
5. W32/Bugbear-A 4.3%
6. W32/Avril-A 3.1%
7. W32/Klez-E 2.4%
7. W32/Yaha-K 2.4%
9. W32/Lovgate-B 2.1%
9. W95/Spaces 2.1%

[ITmedia]

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