News 2003年4月17日 00:52 AM 更新

カノープス、ATIとビデオチップ供給で交渉、秋に搭載カードの可能性

カノープスの開発部門責任者はMPEG製品発表の席上、ビデオチップの供給で、ATI Technologiesと交渉中であることを明らかにした

 カノープスは高品質なビデオカードのベンダーとしても知られているが、現在ラインアップにあるGeForce4 MX 460搭載の「SPECTRA WF17」以降、しばらく新製品が登場していない。このため、ビデオカード事業からの撤退も取り沙汰されている。

 このあたりの事情を、MPEG製品発表の席上で第1開発部部長の中田潤氏に聞いてみたところ、ビデオカード事業は「今後も続けていく」と撤退を否定。「カノープスとしては、最高機種のGeForce FX5800 Ultra搭載製品を投入したかったが、いかんせんNVIDIAにモノがない状態でどうしようもなかった」と、製品が投入されなかった事情を説明した。加えて同氏は、現在ATI Technologiesとも交渉を進めていることも明らかにした。

 ただし、カノープスブランドのRADEON 9800 PROビデオカードについては、「これからでは遅すぎる」という判断。仮にATI Technologiesのビデオチップを搭載した製品が登場するとすれば、「次のバージョンをみて秋以降に」なるという答えだった。

 また、中田氏は「NV35の状況をみて、NVIDIAにするかATIにするか判断する」としており、NVIDIAのビデオチップに関してもカノープスからビデオカードとして登場する可能性があると述べている。

 これまでカノープスの製品は、オリジナルの基板設計による高性能・高品質が大きな特徴だった。しかし、現在、NVIDIAはビデオチップのみの供給を行わない方針。この状態ではカノープスがオリジナルの基板設計を行えない。

 これについて中田氏は「リファレンスそのままを製品とすることはカノープスとしてはできない」としている。ただし、同時に「NVIDIAの方針は変更されることが多く、これからもこの状態が続くとは言えない」と述べている。

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[長浜和也, ITmedia]

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