News:ニュース速報 2003年7月1日 02:15 PM 更新

Itanium 2の低電圧版、9月末までに登場の可能性

IntelはMadison正式発表のプレスリリースの中で、SR870BH2を第3四半期に出荷すると述べており、低電圧版のItanium 2も3カ月以内に出荷される可能性を示唆している。

 Intelはコードネーム「Deerfield」で知られる低電圧版のItanium 2を年内にリリースする計画だが(別記事参照)、同社幹部は、このプロセッサが3カ月以内に登場する可能性をほのめかしている。

 これは新Itanium 2プロセッサ(コードネームMadison)の台湾での立ち上げに際して明らかにされた。

 低電圧版のItanium 2は年内に発表され、ラックマウント型サーバとワークステーション向けとなる。Intel幹部は今年2月のIntel Developer Forum(IDF)で、低電圧版のItanium 2はまず1.5Mバイト3次キャッシュ搭載の1GHz版が登場すると語ったが、出荷時期や価格などの詳細は明らかにしていなかった。

 Intelエンタープライズプラットフォーム部門アジア太平洋マーケティングディレクターのスティーブ・ヤング氏によると、同社は低電圧Itanium 2のリリースと同時に、このCPUをベースに2Uラックに最適化したユニット、Intel Server Platform SR870BH2を発表する予定。

 Intelはプレスリリースの中で、SR870BH2を第3四半期に出荷すると述べており、低電圧版のItanium 2も3カ月以内に出荷される可能性を示唆している。

関連記事
▼ 米Intel、新Itanium 2「Madison」を発表
▼ Intel、矢継ぎ早の新技術投入でサーバの技術革新を加速

[IDG News Service]