News:アンカーデスク | 2003年7月11日 09:42 PM 更新 |
ただし、PDAからはすべてのアプリケーションから印刷できるわけではなく、PIMを含む対応アプリケーションからのみということになる。またiモードから印刷できるのも、アドレス帳やメールといったようなテキスト情報のみで、カメラ付き携帯で撮った写真をプリントということはできない(もっとも、モノクロプリンタで写真を印刷したいこともあんまりないだろうけど)。
サイズは100(幅)×17.5(高さ)×160(奥行き)ミリ。携帯には良い大きさだ。用紙はボール紙でできたカートリッジ式になっているので交換も簡単。リチウム電池内蔵で100枚の印刷がOK。
用紙がA7っていうのは小さいと思ったけど、メモのような用途に限れば、そんなに問題はない。実際それで十分な用途も多いのだ。
価格はオープンプライスだけど、MW-100eが3万円弱、MW-120が4万円弱くらい。リチウム電池がものすごく高いというようなことはよくわかるのだけど、でも、ちょっと高い。ブラザーブースでも5万円クラスの多機能機を展示していたりするのだ。
参考出品だけど、Bluetooth対応のMW-140BTも展示されていた。このコンセプトのプリンタはやっぱりBluetoothっていうのが本来の姿だと思う。これを見ちゃうと、ケーブルをつないだり、赤外線センサーのむきを合わせたりなんていうのが、とっても煩わしいことに感じられてしまう。でも、これは、さらに一回り高いものになってしまうのだそうだ。痛しかゆし。
無機ELパネルの応用
グローテックインターナショナル(GTI)の「LumiPad」。この会社はおもちゃのトミーのグループ会社だそうだ。
ショップなんかで商品のPOPに使ったり、カフェなんかでメニューを書いたりするのようなパネル。その後ろに無機ELがしこまれていて、蛍光ペン(水性)で書いた文字が光るというもの(*4)。
蛍光ペンっていうのは、普通の光だと、目立つは目立つけどそれで字を書いてもあんまりよく見えないってものなんだけど、このパネルの上だとよく光る。水性ペンだからふき取れば簡単に消える。
今年の秋発売。A6サイズ2400円からA3サイズ(これは、価格未定だ。A4のは6400円)まで4タイプ登場。最小のもの以外は、部分的に光らせるパターンも内蔵していて、これはかなり目をひく。逆に言うとチカチカする。乾電池4本(使用電池サイズはモデルによってちがう)で動作する。
全く同じ商品がゼブラのブースにもあったので、聞いてみたら、開発したのはGTIだけど、販売は2ルートに分けて、文房具系のショップにはゼブラ、おもちゃ系のショップにはGTIっていう住み分けをするんだそうだ。
お店でずいぶん使われそうな気がするけど、でも、なんかこれ、他にも遊び方があるような気がするぞ。
高機能癒しペン2種
これは「HEALING MIX」。11月発売予定のぺんてるの製品。
バイブレータの弱い震動と、LEDの明滅によって、「癒し」の効果を持たせたというペンだ。震動は一定ではなく、1/fゆらぎで強弱する。LEDは製品によって2種類ある。一つは、ホタルのように弱い光で明滅するもの。もう一つは、ペンの動きを検出し、止まっているときの青から、だんだん激しい動きになるにつれて緑に変化していくというもの。
[こばやしゆたか, ITmedia]
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