News:ニュース速報 | 2003年7月31日 07:39 PM 更新 |
富士通は7月31日、理化学研究所(理研)から12.4テラFLOPSのLinuxクラスターを受注したと発表した。2004年3月の運用開始を予定している。
ゲノム配列の相同性検索といったバイオインフォマティクス用途に活用する。2048プロセッサによるPCクラスターとして、グリッド技術を活用して各地の理研研究所から利用できる。文部科学省が進める「ITBL」(Information Technology Based Laboratory)の計算ノードとして参加各機関での共有も予定している。
PCベースのLinuxクラスターでは、産業技術総合研究所が約11テラFLOPSの新システムを来春導入する予定。理研のシステムはこれを超え、Linuxクラスターとしては世界最高性能となる。
[ITmedia]
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