News:ニュース速報 | 2003年8月28日 06:51 PM 更新 |
リコーは8月28日、1枚にCD-RとCD-ROMの機能を備えたハイブリッド型CD-Rをソフトメーカーなどに向けて発売した。
全体の容量は650Mバイトで、R部分とROM部分の割合は自由に設定できる。R部分の対応書き込み速度は最大40倍速。独自のスタンパー技術によりR部分の溝形状を安定化した。
ソフトやゲーム、マルチメディアコンテンツのネット配信といった用途を想定している。ゲームなら試用版をROM部分に記録しておき、ユーザーが料金を払えばCD-R部分に解除キーを書き込むことでフル版を遊べるようにする、といった仕組みが可能になる。
このためCD-ROM部分に組み込めるコピーガード機能付きCD-R書き込みソフトを提供する。CD-ROM部分に書き込みソフトを搭載しておけば、PC側の書き込みソフトを起動せずにコピーガードを施しながらR部分に書き込める。暗号化・圧縮ソフトなども提供し、CDを丸ごとコピーしてもファイルが使用できないようにすることも可能だ。
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