| News：アンカーデスク | 2003年10月17日 07:26 PM 更新 |
っぽいかもしれない
ミクロ楽団に参加してきた（2/4）
まず、「康ギャラリー」を出たところのパイロンをチェック。のぞき込んで、中のマークも見なきゃいけない。
次に、右に行って人通りの多い道（青山通り）に出ようか、左に行ってまず裏道エリアを片付けるかちょっと悩む。まぁ、いきなり帽子をかぶって人通りってのも、心の準備があるので、まずは裏道にいくことにした。
水玉パイロンを発見。色と模様を入れると、こっちまわりで合っているという情報が得られる。一安心。
あとから知ったのだけど、コースを回るルートというのが何通りか設定されていて、それが参加者ごとにランダムに振り分けられていたのだ。参加者同士の出会いを多くするための措置だろう。
歩いていると、いきなりPDAがキンコン音をたてる。かなり大きな音だ。画面に今度は「ハトサブロー」が出てきて、最初のポイントが近いと教えてくれる。目できょろきょろパイロンをさがす。
こういうことやってみて初めて知ったのだけど、パイロンって街にいっぱいあるのだ。しかも、よくある赤いのだけじゃなくて、白いのとかピンクのとか、すごくたくさんある。普段意識していないものを意識させられたってことは、これはやっぱりしっかりアートだったんだなと認識。
裏道エリアは、遠目にはこんな感じ
こうやって水玉パイロンを見つけていったのだけど、途中で道を間違えてしまった。ビフィ・スズキが近所だっていうのにつられてふらふら歩いてたら、いつのまにかエリアの外側に出てしまっていたのだ。それでも、ビフィ・スズキは近所だって言い続ける。
PHSによる位置同定の精度はせいぜい数10メートルのオーダーだから、道1本くらい平気で間違えてしまう。仕方のないところだけど、道を間違えたものとしては、ビフィ・スズキに文句を言いたくなる。いや、もちろん、そのために地図を持たされていたってことはわかるんだけど、それ、見間違えちゃったら、ダメだよなぁ。
そんなわけで、裏道エリアで楽団員をGetできないままに青山通りに出てしまった（国連大学の渋谷よりに出たから、思いっきりエリアから外れている）。とりあえず、エリア内に戻って、せっかくだからっていうんで青山通りの向こう側を見ることにした。信号を待って（こういうときって、いつまでも赤のままでいるような気がする）、向こう側に行く。骨董通りに入って最初のパイロンを発見。PDAに情報を入力。
すると、「あおやまどーりをわたちゃったんですか。」って怒られてしまう。やっぱり、裏道エリアをちゃんと片づけなけりゃいけなかったらしい。あちゃぁぁ。ちょうど、帽子をかぶった人があとから来たので聞いてみると、すでにミクロ楽団員をGetしているという。裏道エリアのどこかにアタリがあったらしい。やっぱり戻ることにする。
参加者の様子をビデオで撮っている松浦季里さん
ミクロ楽団の獲得
元のエリアに戻って、ああ、さっきはここを曲がっちゃったんだよなとか思って今度はまっすぐ進むと、何かショップの前に水玉パイロンがある。そして、その情報を入力すると、ついに「近くの巨大パイロンをさがせ」という指示が出たのだ。
きょろきょろすると、少し先の角に、水玉パイロンがある。行ってみると、その脇に巨大パイロンが立っている。ああ、これかぁ（*4）。PDAに水玉パイロンの情報を入力すると、「やったぁ」のメッセージが表示されて、いよいよ捕獲作業開始。
PDAの画面に丸いウィンドウが表示される（顕微鏡のイメージだろう）。その中央付近にミクロ楽団員が流れてくる。ボタンを押すと、下からアームがゆっくり伸びる。楽団員の速度はいろいろあるし、アームの速度はゆっくりだし、タイミングをうまく合わせようというやつ。昔なつかし「サブマリン・ハント」と同じタイプのゲームだけど、そんなに難しくない。そりゃ、これだけ苦労してやってきてゲームも難しかったら、ウチに帰りたくなる。
ここのポイントではうまく写真が撮れなかったので、これは3つ目のポイントでの写真。しかも画面ははめ込み合成
なんて言ってたら1回失敗してしまった。とはいうものの2匹はGet。これで、交配もできるようになった。ひとあんしん。今度こそ青山通りを渡って骨董通りに向かう。それにしても、もう12時50分。あと50分しかない。かなりの時間をロスしたな、これは。
さっき、怒られたパイロンについて、再入力。今度は「いいですね。もっとすすんで」みたいに、ほめられた。
*4 インテリアショップのSPUTNIK PADの前だったはずなんだけど、ショップには全然気がついていなかった。ちょっと焦ってたこともあるけど、街とコミュニケーションするのは難しい。
[こばやしゆたか, ITmedia]
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