News:ニュース速報 | 2003年10月28日 04:38 PM 更新 |
ソニーは10月28日、韓国Samsung ElectronicsとTFT液晶パネルを生産する合弁会社を2004年第1四半期をめどに設立することで基本合意したと正式発表した。FPDで出遅れたソニーが本格的にTV用液晶生産に乗り出す。
Samsungが韓国の忠清南道に建設する施設内に、20億ドルを投じて第7世代(1870×2200ミリガラス基板)のアモルファスTFT液晶ディスプレイ生産ラインを構築する。生産能力は同サイズ基板換算で月産数万枚を予定。
合弁会社の設立でソニーは液晶TV用パネルの安定した調達が見込める。液晶世界トップのSamsungは第7世代ラインの構築コストを抑えることができ、さらにソニーと組むことで、急成長中の薄型TV市場での事業拡大を図る。
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