News:ニュース速報 | 2000年12月12日 01:44 更新 |
カシオ計算機は12月12日,データ通信機能を内蔵した企業向けPocket PC「カシオペア E-707」を発表した。本体に,NTTドコモのパケット通信サービス「DoPa」に対応した通信モジュールが組みこまれており,企業内のイントラネットにモバイルでアクセスすることができる。
また,カシオは同日,日本オラクルとの提携により,携帯端末向けWebポータル構築ミドルウェア「Portal-to-Go」とE-707を連携させる企業向けソリューションを発表した。「会社にアクセスする際も,NTTのDoPa網と専用線だけを使うため,極めて機密性が高い」(同社)という。
E-707の仕様は以下の通り。価格はオープンだが,「端末本体は10万円前後」(同社)だという。出荷は2001年1月。
製品名 | E-707 |
CPU | VR4122/150MHz |
OS | Microsoft Windows for Pocket PC |
メモリ | 32MバイトROM,32MバイトRAM |
ディスプレイ | 240×320ピクセルカラーTFT液晶(6万5000色) |
インタフェース | シリアル,IrDA,コンパクトフラッシュ Type IIスロット,MMC/SDカードスロット |
通信速度 | 9600bps |
サイズ | 82.6×132×25.2ミリ |
重量 | 約310グラム |
関連リンク
カシオ計算機
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.