News:ニュース速報 | 2001年6月5日 04:33 更新 |
米AMDは6月5日,マルチプロセッシング対応のAthlonプロセッサ「Athlon MP」を発表した。同時発表の新チップセット「AMD-760MP」と組み合わせることで2wayの動作が可能だ。
Athlon MPはまず動作クロック1.2GHz版と1GHz版がラインアップされる。1000個ロット時の単価は,1.2GHz版が265ドル,1GHz版が215ドル。0.18μメートルプロセスの銅配線技術を採用し,ドイツ・ドレスデンのFab30で製造され,Socket Aパッケージで提供される。FSB 266MHz,DDR SDRAMをサポートし,52の拡張命令が追加された「3DNow!プロフェッショナル」テクノロジを搭載する。
AMD-760 MPチップセットは,ノースブリッジの「AMD-762」とサウスブリッジ「AMD-766」の両チップで構成される。FSB 266MHz,PC2100のDDR SDRAM,4xAGPをサポートする。
AMDがマルチプロセッシング対応のサーバ/ワークステーション向けプロセッサをリリースするのは初めて。IntelもPentium 4ベースのサーバ/ワークステーション用マルチプロセッシング対応MPU「Xeon」をリリースしたばかり。→詳細記事
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