News:ニュース速報 | 2001年6月7日 08:30 更新 |
情報処理振興事業協会(IPA)は6月7日,2001年5月のコンピュータウイルスの届出状況をまとめた。届出件数は1515件で前月(1236件)から微増。一方,実際に被害にあったという届出の割合は前月を1.5%下回る16.5%だった。また,5月初めに広まった「Homepageウイルス」(VBS/Homepage)の届出は71件にとどまっており,それほど大きな被害は出なかったもようだ。
なお,5月で最も届出が多かったウイルスは,「W32/Hybris」で469件。5月に初めて届出があったのは,VBS/Homepageのほか,「W32/Badtrans」(32件),「Solaris/Sadmind」(7件),ならびに「VBS/Haptime」(3件)の合計4種類だった。
またIPAでは,「sulfnbk.exeというファイルはウイルスなので,削除しなさい」という内容のデマメールが流れていることから,「親切心でこうしたメールを友人などに転送しないこと。まずはワクチンベンダーのWebサイトで情報を確認することが必要」と呼びかけている。→詳細記事
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