News：速報 2001年6月18日　04:14 更新

SSA，トヨタのリーン生産方式を実装したBPCSの最新バージョンを発表

　SSAグローバルテクノロジーズジャパンは6月18日，製造業向けのERPソリューション，BPCSの最新バージョン「BPCS V8」を発表した。全面的な機能強化されたほか，新たにトヨタ自動車のリーン生産方式が実装されている。アーキテクチャもJavaに移行しつつあり，既に95％程度がJavaで構築されているという。6月末から日本語版の出荷を開始する予定。

　今回のバージョンでは，新製品を出荷する際のマーケティング関連予算を営業予算と統合管理するために最適化された販売資金管理機能「Trade Funds Management」と，トヨタ方式を体系化したリーン生産方式という手法が実装されている。

　同社は，新バージョンを「Open eRP」と位置付け，他のソリューションと容易に接続できるアダプタを共同で開発していく考えも明らかにした。なお，具体的な協業相手に関しては，後日発表される見込み。

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