News:ニュース速報 2001年9月28日 05:39 PM 更新

エルピーダメモリ,DRAM工場の設備導入を延期

 NECと日立製作所のDRAM関連合弁会社・エルピーダメモリは9月28日,広島県に建設しているDRAM工場の設備導入時期を2002年9月に延期すると発表した。

 当初計画では2002年前半に量産を開始する予定だったが,「未ぞうのDRAM市況の悪化に加え,米同時多発テロにより市況が先行き不透明」(エルピーダ)として延期を決めた。稼働延期に対応し,NEC広島と日立のシンガポール現地工場でのDRAM清算を継続する。

 新工場は2001年1月にNEC広島の敷地内に着工。300ミリウエハーと0.13μメートルプロセスを採用した256メガビットの大容量製品で韓国Samsungや米Micronに対抗する拠点になるはずだった。

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[ITmedia]

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