News:ニュース速報 2002年3月18日 03:36 PM 更新

ドコモが第4世代移動通信システム装置を試作 下り100Mbps以上

 NTTドコモは3月18日,第4世代移動通信システムに利用する無線アクセス実験装置の試作を開始したと発表した。下り100Mbpsの高速パケット通信を実現するもので,今夏以降に装置を使った接続試験を開始する計画だ。

 第4世代移動通信サービスは2010年をめどに実用化を計画。下り100Mbps以上/上り20Mbps以上の高速パケット通信が特徴だ。

 実験装置は基地局と,端末に当たる移動局で構成される。下り100Mbpsに必要な周波数帯域は100MHz。広帯域化によるマルチパス発生で相互干渉が増えるのを防ぐため,「VSF-OFCDM」(可変拡散率直交周波数・符号分割多重)方式を採用,実験で通信品質などを確かめる。→詳細記事

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