News:ニュース速報 | 2002年3月29日 07:34 PM 更新 |
リコーはこのほど,発売済みのDVD+RWドライブ2機種について,DVD+Rに対応するアップグレードサービスは行えないと発表した。
同社によると,4月に発売するDVD+R/RW対応ドライブ「MP5125A」の設計段階から,旧製品のアップグレードの可能性を検討してきた。だがファームウェアの改良に加え,ピックアップやLSIなどハード面の改良も必要なことが判明。有償アップグレードを実施したとしても,ユーザーが「かなりのコスト」(同社)を負担することになってしまうため,アップグレードサービスを断念することに決めた。
同社は「DVD+Rは,DVD+RWを補完するために追加されたもので高い互換性を持つが,今後はDVD+RWの互換性も向上していく。DVD+RWの使用頻度の方が高まると考えられるため,日常用途にはDVD+RWを利用し,互換性を最重視する場合や消去したくないデータを記録する場合にDVD+Rを利用するよう,使い分けを勧めていく」としている。
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