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AP不要、デバイス同士を無線でつなぐ「Wi-Fi Direct」の認定開始
ホットスポットがなくても、デバイス同士を無線で直接接続できる「Wi-Fi Direct」対応機器の認定が始まった。
Wi-Fi Allianceは10月25日、デバイス同士を直接ワイヤレス接続する規格「Wi-Fi Direct」の対応機器認定を開始した。
Wi-Fi Directは、無線アクセスポイント(AP)がなくても直接デバイス同士を無線で接続できる技術。既存のWi-Fi認定機器との接続も可能だ。通信速度や通信範囲はWi-Fiと同等で、セキュリティ技術「WPA2」をサポートする。Wi-Fiのアドホックモードとは異なり、インフラストラクチャモードの延長となる。
Wi-Fi Directデバイスがあれば、Wi-Fiホットスポットやインターネットに接続できない場所でも、ノートPCやスマートフォンなどのデバイス間でワイヤレスでデータを共有したり同期するといったことができる。
第一弾として、Intelの「Centrino Advanced-N 6200」、AtherosやBroadcomの無線カードなどが認定を受けた。
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