6月6日午前に起きた金星の太陽面通過を、太陽観測衛星「ひので」がとらえた画像を国立天文台と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公開した。
公開された可視光・磁場望遠鏡の画像では、濃淡も分かる太陽面に真円の金星が完全にのる「第2接触」直前の様子がよく分かる。X線望遠鏡による画像では、太陽コロナを背景に金星が接近する様子がとらえられ、Webサイトではムービーを見ることができる。
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