スマートフォンユーザーのメイン層は30〜40代――博報堂DYグループのスマートデバイス・ビジネスセンターが今年8月、全国の高校生〜69歳男女スマートフォンユーザー1000人を対象にWebで行った調査で、こんな結果が出た。
スマートフォンユーザーを男女別で見ると、女性が53.8%と5月の前回調査時より0.3ポイント増え、男性を上回る状態が続いている。男女とも30〜40代がメイン層で、30代男性が11.9%、40代男性が14.5%、30代女性が19.8%、40代女性が14.7%という結果だ。
商品の購入時にもスマホは欠かせないツールになっており、外出先での買い物時、スマートフォンを使って店頭の商品・サービスを調べる人は67.1%。店頭で商品購入を検討する際、スマートフォンを使ってソーシャルメディア上の口コミを見ると答えた人は56.6%、最低価格を調べると答えた人は44.0%。家電・AV商品を購入する際に、ソーシャルメディア上の評価や最低価格をチェックする人が多かった。
同社は「スマートフォンは、オンライン上の情報取得から、実際に来店・検討・購入といった行動へとつなげる、O2Oの行動ハブとして、リアル店舗での消費をこれまで以上に充実させている」と分析している。
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