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北京の街が見えない──大気汚染をとらえた衛星写真、NASAが公開

中国で起きている大気汚染をとらえた衛星写真をNASAが公開した。

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 中国中東部では1月11日から広い地域が深刻な大気汚染に襲われている。この大規模な大気汚染の原因は石炭を主とするエネルギー構造と自動車の排気ガスによるものとみられている。北京では13日に大気汚染の警報が最高レベルのオレンジに引き上げられ、マスクが売り切れているという。

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1月14日の北京上空。下半分の白い部分は雲
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こちらは汚染に襲われる前の1月3日

 NASAがこの様子をはるか上空から撮影した写真を公開した。上の写真は大気汚染が起きて以降の1月14日、下はその前の1月3日の北京上空だ。下の写真の白い部分は雲だが、半透明の部分はすべて大気汚染によるものという。大気汚染発生前と比べ、北京がぼんやりとしか見えなくなっている。

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