地球の夜を鮮明にとらえた衛星写真を米航空宇宙局(NASA)と米海洋大気局(NOAA)が公開した。都市の輝きは“地上の星”のようだ。
昨年打ち上げられた地球観測衛星「Suomi NPP」が撮影した。搭載する新センサーは夜の海に浮かぶ1隻の船のライトもとらえられるという。画像は複数の写真から合成し、明るい光源は抑え、暗い光源は増幅するといった処理を施した。
NOAAの担当者は「昼間の地球を観測しなければならないのと同様、夜の地球も見る必要がある。人間と違い、地球は眠らないのです」と話している。
同衛星がとらえた青い地球の鮮明な写真を「Blue Marble」と名付けたように、夜の地球の写真は「Black Marble」と呼んでいる。
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