Instagram、PCでもフィード閲覧と「いいね!」やコメントを可能に
モバイル写真共有サービスのInstagramの投稿写真フィードをPCのWebブラウザでも閲覧し、「いいね!」やコメントの投稿ができるようになった。
米Facebook傘下のInstagramは2月5日(現地時間)、PCのWebブラウザでもモバイルと同様に投稿写真を閲覧し、「いいね!」やコメントを付けられるようにしたと発表した。
Instagramは2010年10月に米AppleのiOS向けアプリとして登場し、2012年4月にAndroid版も公開された。モバイル端末で撮影した写真を投稿し、ユーザー同士で共有する“写真版Twitter”として人気を博している。同社は同年11月にWebブラウザで閲覧できる「Web Profile」をスタートし、Webブラウザでもユーザーごとに投稿画像を閲覧できるようにした。今回のアップデートは、どんな端末からでも同じユーザー体験を提供するという最近の同社の方針の一環。
PCのWebブラウザでInstagramを開いてログインすると、モバイルアプリと同じようにフィードが表示される。
画像のダブルクリックか、画像下左端のハートアイコンのクリックで「いいね!」でき、コメント欄の最下行でコメントも入力できる。画面下右の「・・・」はプルダウンメニューになっており、問題のある写真の報告リンクと、写真の詳細ページへのリンクが含まれる。
閲覧ではモバイルとほぼ同じユーザー体験が可能になったが、写真投稿機能は追加されなかった。同社のケビン・シストロムCEOはその理由を、Instagramに投稿する写真は、現実世界のリアルタイムなものであるべきだからと説明している。
1月17日の発表によると、同社の月間アクティブユーザー数(MAU)は9000万人、1日当たりの投稿写真数は4000万枚、1秒当たりの「いいね!」数は8500件、1秒当たりのコメント数は1000件。Webブラウザからの「いいね!」やコメントが可能になり、それらの数はさらに増加するだろう。
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