TwitterとNielsen、ツイート式ブランド調査ツールを提供開始
Twitterユーザーのブランド認知や特性理解をツイート式のアンケートで調査し、プロモ製品の活用に役立てるための「Nielsen Brand Effect for Twitter」が日本を含む各国でスタートした。
米Twitterは3月5日(現地時間)、米調査会社のNielsenとともに、企業向けのブランド調査ツール「Nielsen Brand Effect for Twitter」の提供を開始したと発表した。日本でも提供する。
Twitterのプロモ製品などを利用している広告主企業を対象とするサービスで、ツイートとしてユーザーのニュースフィードに表示する簡単なアンケートでブランド認知などを調査できる。デスクトップでもモバイルでも表示できる。
この調査にはNielsenが広告主向けに提供しているNielsen Brand Effectの手法が採用されており、広告主はTwitterユーザーの関心カテゴリ、地域、性別などを含む多様なセグメント別の認識を調査できる。調査結果は匿名データになっており、ユーザーの個人情報がNielsenや広告主にわたることはない。
例えば、「どのブランドの飲料水を知っていますか?」という質問で選択肢をクリック(あるいはタップ)させるといった調査が可能。
同サービスのβテストに参加した米Pepsiは、プロモート製品での広告キャンペーンを効果的に展開するために、Nielsen Brand Effectでの調査結果が非常に役立ったとしている。
TwitterとNielsenは昨年10月、ツイートデータに基づく米市場向けテレビ視聴率調査「Nielsen Twitter TV Rating」も発表した。こちらは今秋から提供を開始する見込みだ。
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