ニュース
Adobe、Web画像ツール「Fireworks」終了へ
6月にサブスクリプション制に完全移行するAdobe Creative製品群には現行のCS6版のFirewoksが含まれるが、「CC」へのアップデートは行われない。
米Adobe Systemsは5月6日(現地時間)、Webページ向けグラフィックスツール「Adobe Fireworks」の開発終了を発表した。同日発表の、6月に予定されているCreative製品のアップデートにFireworksは含まれない。
Creative Cloudへの移行に際しては、Fireworks CS6として提供を続け、バグ修正やセキュリティ関連のアップデートは継続する。
開発終了の理由は、Photoshop、Illustrator、Edge Reflowなどの他のAdobe製品との機能の重複が年々増えていることや、Web向けツールとして、従来よりもモジュール化したツールを提供する方針にシフトしてきていることという。
Fireworksは、Adobeが2005年に買収したMacromediaの製品。
Adobeは同日、Photoshop、Illustratorなどの一連のクリエイティブ製品のスイート「Creative Suite」をサブスクリプション(定額制)の「Creative Cloud」に移行すると発表した。
関連記事
- Adobe、クリエイティブ製品群の定額制「Creative Cloud」への移行を発表
Creative Suiteはバージョン6で終了になり、Creative製品は今後、サブスクリプションモデルの「Creative Cloud」としてのみ提供する。 - さらばFreeHand――Adobeが開発終了表明
- AdobeがMacromediaを34億ドルで買収
- マクロメディア,「Fireworks 4」「Dreamweaver 4」を発表
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.