Android端末は累計9億台、Chromeのユーザーは7億5000万人──Google I/Oで発表
AndroidとChromeという2つのプラットフォームの責任者であるサンダル・ピチャイ上級副社長が、それぞれのユーザー数を発表した。
米Googleは5月15日(現地時間)、年次開発者会議「Google I/O 2013」の基調講演で、恒例になっているユーザー数などの統計数字を幾つか披露した。
3月からアンディ・ルービン氏に代わってAndroidも担当するようになったChrome/Apps担当上級副社長のスンダル・ピチャイ氏はまず、現在がPCからモバイルへの移行段階であることに触れ、「Googleは幸運にも2つのオープンで急成長しているプラットフォームを持っている」と語った。
Androidについて、「今日、Androidは世界で最も人気のあるモバイルプラットフォームだ」とし、2013年にAndroidの累計アクティベーション数が9億台を超えたと語った。「それでも世界の人口は70億人以上であり、やるべきことはまだまだある」
続いて登場したヒューゴ・バーラ氏は、Google Playからの累計アプリダウンロード数が480億本を超え、先月だけで25億本がダウンロードされたと語った。なお、米Appleは同日、iOS向けアプリストアiTunes App Storeからのアプリのダウンロード数が累計で500億本を超えたと発表している。
Android関連の一連のデモの後、今度はChromeの責任者としてピチャイ氏が再度登場し、現在のChromeブラウザの月間アクティブユーザー数が7億5000万人以上であると発表した。昨年のGoogle I/Oの段階では4億5000万人だった。
ピチャイ氏がChromeとAndroidの2つのプラットフォームの責任者になったことで、両プラットフォームを統合するのではないかという憶測が広まっているが、同氏は基調講演で終始、2つのプラットフォームにはそれぞれの意義があると強調していた。
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